対中貿易 中国市場で現代自動車のシェア2.7%に低下…電子製品はサムスン・LG合計でも2.8%-韓国製が駆逐される時代に

対中貿易 何だろうな。これも散々、言われてきたことなのだが、2008年以降、いずれ中国が韓国の技術に追いつき、追い越して、韓国と同じことをやって韓国製を駆逐していく。すなわち政府支援による補助金とダンピングである。

韓国がやったことをそのまま中国がそっくり真似をすればパイが大きいほうが絶対に勝つ。つまり、韓国が得意とした自動車、テレビ、ディスプレーやスマホ、タブレットなども、もう韓国製品は技術で差が付いたので中国市場では全く相手されなくなった。でも、逆に中国への輸入は増えてるので対中貿易赤字はますます膨らんでいく。

いよいよ韓国は得意先だった中国市場から撤退を余儀なくされるところまできた。中国政府が補助金かどうかとは全て韓国政府がやってきたことだ。まずはこの8年間で中国市場に何が起きたのか。

一時は中国市場で1、2位を争っていた韓国製品だが、8年間でシェアが1桁台に急落した。サムスン電子のスマートフォンは13年に中国市場で首位(シェア19.7%)に立ったが、昨年はシェア0.6%で10位だった。同じ期間にサムスンのテレビは6位(7.1%)から9位(4.1%)に、LG電子のOLED(有機発光ダイオード)テレビは1位(94.2%)から4位(6.1%)にそれぞれ後退した。3位を守っていた現代・起亜自動車は10位圏外に去った。  

実際、もう韓国製より中国製の方が安くて品質が良いものな。しかし、韓国の得意分野が軒並み中国にとって変わられている。最後の砦は半導体だけと。半導体はサムスン電子が大規模な投資を続けているので、しばらくは優勢だろうが、この先、どうなるかはわからない。

最新情報だと中国は7ナノ半導体を製造できるようになったとか。既に時代は3ナノ辺りの量産に入るが、中国の半導体技術だって政府の国策プロジェクトで向上してきている。それで、韓国メディアは補助金がどうとか書いているが、管理人はそれよりも技術が追いつかれたことによるものだと推測する。

なぜなら、日本の自動車は淘汰されてないものな。少し日本の対中貿易を見ておこうか。ジェトロのビジネス短信からだ。

2022年上半期の日本の対中輸出(中国の対日輸入、以下同)は、前年同期比7.5%減の936億1,898万ドルとなった。一方、日本の対中輸入は、2.4%増の926億6,737万ドルと、上半期ベースで過去最高を記録。日本の対中貿易収支は、9億5,160万ドルの黒字となり、黒字幅は前年同期から98億3,340万ドル縮小した。

これはコロナ禍で中国が昨年に比較的にダメージが少なかったことによるもので日本からの輸入が増加。ただ、今年に入ってオミクロン株流行で都市封鎖。韓国は対中貿易は3ヶ月連続の赤字だが、日本は黒字を維持していると。

では、何が売れているのか。輸出全体の1割の集積回路。2位は半導体等製造用機器。3位は乗用自動車その他の自動車である。4位は自動車の部品。こんな感じである。

コロナ禍の特需は終わって対中輸出そのものは減っているが、日本が中国に売っている上位は変わらない。注目なのは自動車だよな。韓国製は淘汰されたが、日本製はまだまだ強い。

中国市場で、自動車シェアは中国製が4割で1位。2位は日本製で2割となっている。それで、補助金がどうとかいいわけするんですか?単なる売れないのは技術差がないてことだろう。

現代・起亜自動車も中国の補助金攻勢の前に競争力を失った。ハナ証券のアナリスト、ソン・ソンジェ氏は「中国政府が国産バッテリーを搭載した電気自動車に補助金を集中し、現代・起亜自動車には現地での設備投資を過度に増やすよう圧力を加え、中国自動車市場の構図が急速に変化した」と指摘した。

既に自動車技術で追いつかれた韓国製など後は駆逐していくだけ。中国政府の国産バッテリーを搭載した電気自動車は日本でも販売されているが、価格は他国より比べて遙かに安い。ただ、安全に関しては保証できない。それは韓国製も同じだが、バッテリーの炎上事故はよく起きている。

因みに日本に再進出した現代自動車。7月はどれぐらい売り上げたかご存じだろうか。なんと60台である。日本に再進出してもすぐ撤退するだろうと思われていたが、その通りになりそうだな。次はディスプレイだ。

中国の補助金攻勢は、韓国が17年間世界首位を守ってきたディスプレー分野も揺るがした。中国は昨年、世界ディスプレー市場でシェア41.5%を獲得し、韓国(33.2%)を抜きトップに躍り出た。その原動力は政府による巨額の支援だった。中国ディスプレー最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は10年間で2兆ウォンに達する補助金を受け、生産拠点の土地、建物、水、電気もほぼ無償で提供された。安徽省に建設した初の液晶ディスプレー工場には、投資額460億元(約9310億円)のうち93.5%を政府が負担したほどだ。そのおかげでBOEは生産コストをサムスンやLGディスプレーの70%前後に下げ、市場を拡大した。

これは中国政府の補助金によるダンピングである。韓国勢だけではなく日本勢も軒並みやられた。これだけ多額の補助金をばらまかれたら勝てるわけないんだよな。そして、韓国が得意だった有機ELディスプレイも中国に抜かれつつある。では、お得意の半導体はどうか。

韓国の対中輸出30%を占める半導体分野でも、中国は補助金を武器に追い上げている。韓国の全国経済人連合会(全経連)が2014年から18年にかけての世界的な半導体企業21社の売上高に占める政府支援金の割合を調べたところ、中国企業の中芯国際集成電路製造(SMIC、6.6%)、華虹半導体(5%)、清華紫光集団(4%)が3位までを占めた。

中国政府支援金で半導体技術を格段にアップさせている。米国が中国の追い上げに脅威して、この度、チップ4同盟となるものが米国主導で結成されようとしているのは前回にやった内容だ。韓国が参加するか、しないかは自由だが、参加しない場合はいずれ中国に半導体技術が追いつかれて、結局、中国市場で淘汰される。

でも、参加したら中国に半導体を売れなくなる?どちらにしても韓国の半導体は中国市場から撤退する日はそう遠くない未来に訪れると。

中国は米国の半導体制裁を受けてもなお、中低価格のファウンドリー(受託生産)、組立・パッケージング(封止)・テスティング(検査)、ファブレス(半導体設計)分野では、世界シェアと売上高の両面で韓国をリードしている。

韓国さん。米国の半導体制裁を受けている中国に負けているじゃないですか。時代は韓国に不利な状況へと進んでるな。

韓国の対中貿易は2019年から半導体を除けば赤字だ。中国の半導体競争力が強化されれば、対中貿易赤字は手が付けられないほど拡大しかねない。  

いよいよその時が訪れるのか。最後の砦である半導体技術も追いつかれたら終わりと。では、専門家はどう見ているのか。

専門家は「中国を圧倒する技術をつくり出すことができなければ、中国という巨大市場を丸ごと失いかねない」と警告する。産業研究院のチョ・チョル上級研究委員は「韓国は中国をリードする技術分野を絶えず発掘しなければならない状況だ」と話した。

あの~。韓国さん。中国を圧倒する技術なんてないですよね?今は中国はアメリカに迫る勢いで次世代技術に力を入れている。米中対立が深刻化する中、アメリカが危機感を持っているのも明らか。もう、韓国製なんて淘汰されて、低価格ではほとんど中国製に変わっている。つまり、韓国は13億人という巨大な中国市場から閉めだされていくのだ。

ソウル大のチュ・ヨンソプ特任教授は「補助金を追い風にした中国企業は韓国の技術にますます速く追い付いている。韓国政府も企業と共に対中競争に取り組まなければならない」と話した。

うん。この教授は馬鹿なのか。それをやればTPP案件に抵触するだろう。そういえば、韓国さん。いつTPPに正式に参加申請するんですかね?ユン政権で動きがないんだよな。もちろん、こんな補助金を出している中国がTPPに加入できるはずもない。

日本もうかうかしてられないが、もはや、韓国企業は中国では風前の灯火であると。それによってこれから対中貿易赤字が継続していることになる。今、3ヶ月連続だったが、これが4ヶ月、それ以上となるかは今後、注目だろう。

管理人はほぼ対中貿易赤字になると予測している。その理由は半導体需要亜の特需が終わり、世界的なインフレで消費が落ち込むから。また、スマホやタブレットで新たなイノベーションを起こすのも難しい。新製品でも、カメラ性能が向上したぐらいで、これ以上の目に見える進化が難しい。

北京生まれのパンさん(25・大学院生)は「幼いころは両親が買ってくれたLGのテレビとサムスンのスマートフォンを使ったが、今は中国TCL製のテレビと華為(ファーウェイ)のスマートフォンを使っている。私たちの世代にとって、韓国の電子製品はもう思い出の製品だ」と話した。  

中国の内需振興策によって、韓国製品が中国市場から急速に締め出されている。中国人の間で一時は「高級家電」の代名詞だったサムスン・LGも例外ではない。中国政府が大規模な補助金政策で自国製品を支援し、韓国製品は居場所を失っているのだ。サムスン電子は昨年末、中国事業革新チームを新設し、「中国事業再飛躍」を目標に掲げているが、韓国の産業界からは「韓国企業が中国市場で稼ぎまくった時代はもう来ない」との見方が有力だ。

■補助金を武器に韓国製品を締め出した中国  

一時は中国市場で1、2位を争っていた韓国製品だが、8年間でシェアが1桁台に急落した。サムスン電子のスマートフォンは13年に中国市場で首位(シェア19.7%)に立ったが、昨年はシェア0.6%で10位だった。同じ期間にサムスンのテレビは6位(7.1%)から9位(4.1%)に、LG電子のOLED(有機発光ダイオード)テレビは1位(94.2%)から4位(6.1%)にそれぞれ後退した。3位を守っていた現代・起亜自動車は10位圏外に去った。  

中国で韓国製品が低迷しているのは、中国が2010年前後から内需強化のため、自国企業に有利な補助金政策を推進したからだ。中国は2009年に家電下郷(農村への家電製品普及促進)政策、2010年に以旧換新(新製品に買い替え時の補助金支給)政策を展開し、テレビ・冷蔵庫のような家電の買い替え時に10~13%の補助金を支給した。補助金支給対象は中低価格製品に限定した。その結果、中国ブランドである美的(ミデア)、格力電器、海爾(ハイアール)による3強体制が形成された。中国政府は今年も農村地域の家電、家具、自動車購入に補助金を支給している。  

現代・起亜自動車も中国の補助金攻勢の前に競争力を失った。ハナ証券のアナリスト、ソン・ソンジェ氏は「中国政府が国産バッテリーを搭載した電気自動車に補助金を集中し、現代・起亜自動車には現地での設備投資を過度に増やすよう圧力を加え、中国自動車市場の構図が急速に変化した」と指摘した。

中国の補助金攻勢は、韓国が17年間世界首位を守ってきたディスプレー分野も揺るがした。中国は昨年、世界ディスプレー市場でシェア41.5%を獲得し、韓国(33.2%)を抜きトップに躍り出た。その原動力は政府による巨額の支援だった。中国ディスプレー最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は10年間で2兆ウォンに達する補助金を受け、生産拠点の土地、建物、水、電気もほぼ無償で提供された。安徽省に建設した初の液晶ディスプレー工場には、投資額460億元(約9310億円)のうち93.5%を政府が負担したほどだ。そのおかげでBOEは生産コストをサムスンやLGディスプレーの70%前後に下げ、市場を拡大した。

■中国に対抗するには政府の保護必要  

韓国の対中輸出30%を占める半導体分野でも、中国は補助金を武器に追い上げている。韓国の全国経済人連合会(全経連)が2014年から18年にかけての世界的な半導体企業21社の売上高に占める政府支援金の割合を調べたところ、中国企業の中芯国際集成電路製造(SMIC、6.6%)、華虹半導体(5%)、清華紫光集団(4%)が3位までを占めた。

中国は米国の半導体制裁を受けてもなお、中低価格のファウンドリー(受託生産)、組立・パッケージング(封止)・テスティング(検査)、ファブレス(半導体設計)分野では、世界シェアと売上高の両面で韓国をリードしている。

韓国の対中貿易は2019年から半導体を除けば赤字だ。中国の半導体競争力が強化されれば、対中貿易赤字は手が付けられないほど拡大しかねない。  

専門家は「中国を圧倒する技術をつくり出すことができなければ、中国という巨大市場を丸ごと失いかねない」と警告する。産業研究院のチョ・チョル上級研究委員は「韓国は中国をリードする技術分野を絶えず発掘しなければならない状況だ」と話した。

ソウル大のチュ・ヨンソプ特任教授は「補助金を追い風にした中国企業は韓国の技術にますます速く追い付いている。韓国政府も企業と共に対中競争に取り組まなければならない」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4670bb4d227dbd58db3c64379c1b95ebe9c95e6?page=1

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4670bb4d227dbd58db3c64379c1b95ebe9c95e6?page=2

Subscribe
Notify of
2 Comments
最も評価が高い
新しい 古い
Inline Feedbacks
全てのコメントを見る
LeGrind
2022年8月14日 11:53

中国が韓国製品をパクって、韓国製品を駆逐しだすであろうということは誰でも予想していた。韓国のレベルアップ法=技術向上に邁進するのではなく、技術者そのものをヘッドハンティングすること。こんな簡単なこと、韓国にできるなら、中国もやるだろうということ。何せ、中国は韓国の親分ですからね、パクリはお手の物。えげつないやり方も格上で、ダンピングなどもすぐやる。

「自分たちの強み」を確立できなかった韓国の未来は、暗い雲が立ちこめることでしょう。

ももちゃん
2022年8月16日 14:24

> 因みに日本に再進出した現代自動車。7月はどれぐらい売り上げたかご存じだろうか。なんと60台である。日本に再進出してもすぐ撤退するだろうと思われていたが、その通りになりそうだな。

韓国車は数十年前に日本の三菱が教えた技術がベースの構成。しかもデザインは欧州車のパクリ。
トヨタに泣きついてハイブリッド技術を教えてもらおうとしたが、華麗なる無視をされて逆切れ。
しかたがないいので、独自技術でハイブリッド車を製作してみるが、ブレーキ回生システムが何のかをまったく理解しておらず、ガソリン車よりも燃費が悪くなるというオチ。
もう、自分たちでは新しい技術を生み出せないことがバレている。

また、韓国産の電気自動車と言えば、世界中のあちらこちらでバッテリー起因の発火事故を起こしている。米では裁判沙汰にもなっている始末。

技術も無ければ、品質も悪い。

えーーー
こんな車誰が買うんですか?????

Last edited 1 year ago by ももちゃん
2
0
読者のコメントを見る&書くx