韓国経済、【サムスン電子のピンチ】半導体、EUも脱海外依存 域内増産でシェア2割めざす

韓国経済、【サムスン電子のピンチ】半導体、EUも脱海外依存 域内増産でシェア2割めざす

記事要約:現在、半導体シェアは韓国のサムスン電子と台湾のTSMCのアジア勢がほぼ独占しているが欧州では半導体脱海外依存を目指す動きがある。すぐにどうこういうわけではないが、2030年で域内増産でシェア2割めざすという。これはIT製品にとって半導体はかかせないてことだ。

コロナ禍で半導体不足を世界中が経験して半導体価格は急上昇。二度と、そのようなことがないように先手を打つてこと。もちろん、半導体の量産については中国も力を入れている。米中対立もあり、欧州もその余波に巻き込まれないように見直しを図る。

>半導体などデジタル競争力を左右する基幹産業を巡って、アジアへの依存を見直す動きが先進国で広がってきた。米国が2月下旬、中国に依存しない調達体制づくりを表明したのに続き、欧州連合(EU)も9日、域内生産する次世代半導体の世界シェア「2割」をめざす目標を打ち出した。

なら、日本も動けばいいがそう簡単にはいかない。なぜなら、半導体の設備投資には多額の費用がかかる。それもあって日本は半導体の素材分野にシフトしてきた。

まあ、ここの読者様は管理人より半導体事情に詳しい人が多いと思うので,詳しいことはそちらに任せるが、欧州や米国、中国が半導体を本格的に生産するなら、サムスン電子や台湾のTSMCもいつまでも独占できるほど甘くないてことだ。

韓国経済、【サムスン電子のピンチ】半導体、EUも脱海外依存 域内増産でシェア2割めざす

【ブリュッセル=竹内康雄】半導体などデジタル競争力を左右する基幹産業を巡って、アジアへの依存を見直す動きが先進国で広がってきた。米国が2月下旬、中国に依存しない調達体制づくりを表明したのに続き、欧州連合(EU)も9日、域内生産する次世代半導体の世界シェア「2割」をめざす目標を打ち出した。

米中対立を背景に米欧は経済安全保障の面から見直しを急いでおり、日本も対応が問われる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR08AA60Y1A300C2000000/