記事要約:昨日、メルマガで徴用工問題の方は動きがなくて、韓国自動車危機を取り上げたのだが、中々、面白い内容となっているので購読している読者様は楽しんで欲しい。一部分は今からの記事の内容に被るところはあるというか、この記事も参考にしていた。それでは見ていこう。
どうやら、韓国の自動車生産量がメキシコに追い越されて世界7位に下落したそうだ。以前は6位だったわけだが、メキシコは数年前ぐらいから世界的な自動車メーカーが相次いで工場を造っていったことを特集したことがある。結構、日本の日産自動車が強い印象があったのだが、今はどうなったのか。どうやらGMに生産台数を抜かれたようだ。米国とメキシコの北米自由貿易協定の交渉が影響しているそうだが、詳しいことはわからない。まあ、そんなメキシコが韓国を抜いた。現在の順位はこんな感じだ。
■世界グローバル生産台数
1位:中国 2781万台
2位:米国 1130万台
3位:日本 972万台
4位:ドイツ 563万台
5位:インド 517万台
6位:メキシコ 411万台
7位:韓国 402万台
8位:ブラジル 288万台
9位:スペイン 281万台
10位:フランス 232万台
ざっと書き並べてみると、中国は圧倒的。2位の米国と3位の日本を足しても、その生産台数に届かない。4位はドイツだが、これはそのうちインドが抜きそうな感じはする。それでメキシコに抜かれた韓国だが、8位のブラジルとはかなり差があるので、いきなり抜かれることはないと。数年は7位の地位に留まりそうな感じだ。
明らかに先進国より、中国、メキシコやインドといった国が急成長を遂げている。もっとも人件費が安いから、海外の企業が流入しているてことだろうな。トランプ大統領がGMなどの自動車メーカーに国内工場を造らせても人件費は相当高いので、中々、上手くいかない。
でも、車に代わる乗り物が出てくることはまだまだないので、自動運転技術や、電気自動車などもそうだが、新しい車がどのように普及していくかはわりとSF的な楽しみがある。管理人はAIを発達させて「キッド」を作って欲しい。ナイトライダーネタがこのサイトで通じるかはわからないが。
> 国内の完成車の生産は去る2015年は455万6,000台だったが、翌年は422万9,000台に減って以降、2017年は411万5,000台、昨年は402万9,000台で集計され、毎年減少している。完成車の輸出が減り、当然生産も減少している。実際に輸出は2012年の317万台から、昨年は245万台に縮小した。
韓国の自動車危機が一目でわかるニュースだな。明らかに輸出が好調な年でも、自動車輸出が落ち込んでいっている。まあ、韓国の労働組合が会社の足を引っ張るので、他国に勝つなんて到底、無理な話なんだが。
> これについて協会は、根本的に国内完成車生産の高コスト・低効率構造が定着して、生産部門の競争力が失われた結果と見ている。実際に昨年2月の韓国GM群山(クンサン)工場の閉鎖も、このような構造的な問題で始まった結果であるという立場である。
さて、今年中に韓国から撤退する企業は出てくるか。韓国GM,フランス・ルノー辺りが本命となっている。まあ、撤退は事実上、難しいとおもうが、GMが工場を閉鎖したように生産規模の縮小はあるだろう。
記事に対する旧サイトのコメント(7)
韓国経済、【韓国自動車危機】韓国の自動車生産量、メキシコに追い越されて世界7位に下落
昨年のウリナラ(我が国)の自動車生産量が10大自動車生産国の中で唯一3年連続減少して、メキシコに次いで世界7位で下落した。これは2015年に455万台で5位に上がって以降、毎年生産が減った結果である。
10日、韓国自動車産業協会が発表した『2018年10大自動車生産国現況』によれば、韓国の昨年の自動車生産量は前年比で2.1%減少した402万9,000台である事が分かった。同期間にメキシコは406万9,000台から411万台に増え、韓国を7位に押し出した。2016年にインドに5位の座を渡して以降、2年ぶりに再び1ランク下落して危機感を煽った。その結果、グローバル完成車の生産で、韓国の比重も前年比で0.1%減少した4.1%となった。
国内の完成車の生産は去る2015年は455万6,000台だったが、翌年は422万9,000台に減って以降、2017年は411万5,000台、昨年は402万9,000台で集計され、毎年減少している。完成車の輸出が減り、当然生産も減少している。実際に輸出は2012年の317万台から、昨年は245万台に縮小した。
これについて協会は、根本的に国内完成車生産の高コスト・低効率構造が定着して、生産部門の競争力が失われた結果と見ている。実際に昨年2月の韓国GM群山(クンサン)工場の閉鎖も、このような構造的な問題で始まった結果であるという立場である。
韓国自動車産業協会のチョン・マンギ会長は、「国内の自動車産業の競争力を回復するには、政府の支援が切実である」とし、「グローバルスタンダード次元で法と制度の改善を通じた協力的労使関係の構築はもちろん、効率および排出ガスなどの環境規制、安全と消費者関連規制も産業の競争力を考慮して、革新する必要がある」と述べた。
一方、自動車生産量の世界1位は中国が占めた。中国の2018年の生産は前年比4.2%減少した2,781万台で、28年ぶりに初めてマイナス成長を記録したが、10年連続世界1位の座を守った。引き続き2位アメリカ(1,130万台)、3位日本(972万台)、4位ドイツ(563万台)、5位インド(517万台)、6位メキシコ(411万台)、7位韓国、8位ブラジル(288万台)、9位スペイン(281万台)、10位フランス(232万台)などの順だった。
ソース:オートタイムズ(韓国語) 記事は2chから
( http://autotimes.hankyung.com/apps/news.sub_view?popup=0&nid=03&c1=03&c2=03&c3=00&nkey=201902100943251)