韓国市場、〔6月1日と2日の韓国市場〕韓国のG7加入要請でウキウキニダ!

韓国市場、〔6月1日と2日の韓国市場〕韓国のG7加入要請でウキウキニダ!

昨日は韓国が日本の輸出管理措置の撤回要請を無視されて火病していたニュースで持ちきりだったが、2日に何らかの発表するそうなのでそれ待ちということになる。なので、まずは昨日の韓国市場を見ていこう。

5月末に1236ウォンと防衛ラインを突破されて、この先、ウォンはどこへ向かうのか。いまいち、判断が付かないが、見たところは昨日は1226ウォンぐらいまで戻していた。

ただ、最近はダウや日経が悪材料が出ようが、米国で大規模な暴動が起きようがおかまいなしに上昇している。それに投資家が乗るならウォン大暴落と大暴騰もないだろうな。

■ウォン

開幕は1231。それから昨日は上げ調子だった。韓銀砲を撃ったようには見えないし、そもそも昼過ぎにもほとんど動きがない。つまり、ウォン売りの圧力は6月に入って弱まってるようだ。まあ、1日の動きだけの判断だが。

■KOSPI

次はKOSPI。開幕は2037と昨日より、少し上げてのスタートだったが、これも日経平均と同じで上昇。米国の香港の優遇措置解除がどうとか、韓国市場は織り込んでるはずないと思うが、無視して株価は上昇している。もう、日経やダウが下がらない限り、KOSPIも2000維持していくとみている。だから、外国人は買いに走る。

コスピ200 273.19 4.87 + 1.81%

(締め切り)コスダック個人590億売り越し
(締め切り)コスダック機関193億買い越し
(締め切り)コスダック外国人563億買い越し

(締め切り)プログラム696億買い越し
(締め切り)コスピ個人4463億売り越し
(締め切り)コスピ機関3250億買い越し
(締め切り)コスピ外国人1091億買い越し

[コスダック] 22.04p(3.09%)上がった735.72(場終了)
【コスピ] 35.48p(1.75%)上がった2,065.08(場終了)
【外国為替】ウォン/ドル為替レート13.5ウォン下げた1,225.0ウォン(締め切り)

売買動向も個人は売りだが、機関・外国人は買い越し。明らかにダウや日経平均に釣られた動きだ。そして、今朝もダウは100ドル近くあがっている。さらに、日経平均は200円ほど上がっている。では、今日の開幕を見ていこう、

■ウォン

まずはウォンのほうだが、開幕は1223と昨日より上げている。これなら簡単に1220も奪還できそうな勢いだ。最も奪還したところで意味はない。既に月末のウォンレートは決定している。

だから、おそらく今の韓銀は1235,1240辺りを防衛ラインにしているのではないかと。つまり、この辺りの変動は無風地帯になっているんじゃないか。もう、見え見えの介入はしてこないとみている。

次にKOSPIだが、これも日経平均株価よりも勢いはないが、2061から2074と上がっている。ただ、韓国の場合は米中貿易戦争の板挟みになりやすい。投資家は買いモードだが、ダウが反転すれば一気に売られるだろう。もっとも、ダウが強いんだが。

■サムスン電子

サムスン電子株も51000と上昇中。今の株価は企業の業績や実体経済なんて無視して上がっているので、バブルに近いものだとおもうが、こういうときにファンダメンタルズ分析してもたいした意味はない。管理人の得意な分野が今の韓国経済に通じない。

今、分岐が必要なのは韓国経済ではなく、ダウがどこまで上がるかだ。しかも、これも統計やら指数などの悪い材料もほとんど関係ない。だから、世界中の経済学者はお手上げだとおもう。