韓国証券市場 現在、アメリカでは韓国経済の運命を握る9月のFOMCが開催されている。結果が出るのはおそらく明日の3時前後だと思われるが、昨日、韓銀は必死に1390防衛をしていた。しかし、時間外では突破される。でも、頑張って介入はしていた。
それでは今日はどうなのか。開幕は1392.90といきなり、ギャウォン破壊でスタートだ。
それではチャートをどうぞ。
まず、開幕から韓銀砲で1390を一時的に奪還。今日も1390防衛かとおもいきや、ヘッジファンドの容赦のないハゲタカ砲が炸裂。ずどーん。轟音と共にウォンは一気に下落。
1390、1391、1392、1393、1394と10時過ぎにはもう1395防衛線まで見えてきた。しかし、ここから韓銀は粘る。なんとか1395突破されないように必死の介入。
ところがだ。今日はあまりにも分が悪い。FOMC開催中。利上げは0.75％。もしく1％台まである中、韓銀がいくら韓銀砲を撃ったところでヘッジファンドが引き下がるはずもない。しかも、自分らで1400は守ると宣言してしまい、介入ラインを自ら暴露した。こんな予想しやすい動きをヘッジファンドが見逃すはずがない。
13時過ぎには1395突破される。ついに1400の「最終防衛線」が見えてきた。このまま突破されてしまうのか。否、最後は超韓銀砲で押し戻した。
結果は1394.2。4.7ウォン安となった。かろうじて1395防衛に成功するも、いよいよ1400が見えてきた。まさか、時間外に1400突破となるのか。大注目だ。
時間外はどうか。
市場が終わってからもウォンはフルボッコ。1395を突破して、16時過ぎに1397ウォンまで下落。しかし、そこから韓銀砲で1395ウォンに押し戻す。18時前は1394.80となっている。
■2022年、9月21日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 5.46ポイント▼ 754.89(終値)
総合株価指数 20.64ポイント▼ 2347.21(終値)
ウォン・ドル相場 4.7ウォン安 1394.2(終値)
■投資主体別売買動向
| 22.09.21 | 3,291 | -2,758 | -673 |
個人が3291億で、買い。外国人が2758億で、売り。機関が673億で、売りとなった。
個人が買って。外国人と機関が売り。しかし、FOMC開催中によく個人は買えるよな。利上げ次第では明日、コスピにも暴落が来るかも知れないのにな。
■気になる韓国経済ニュース
最初のニュースは韓国の中銀が、米韓通貨スワップ協定が今週中にも発表されるという国内オンラインメディアの報道を否定した。どうやら株価や為替操作に韓国メディアが情報源を明らかにせず、６００億ドル超相当の通貨スワップ協定が遅くとも今週中に発表される見通しとか報道したようだ。
これは韓国政府が書かせたのか。それともメディアの独断なのか。気になる所であるが、この報道で多少、ウォン売りの流れは食い止められたわけだ。でも、そんなことはないと韓銀が否定。しかし、日韓首脳会談でも互いに合意したとか、既成事実を作るのに必死だよな。でも、嘘は良くないぞ。
そして、次のニュースはついに韓国政府が日韓首脳会談に互いに快い合意したことを嘘だと認めた。しかし、意味不明な言い訳をしている。
「快い合意」という表現については、現在日韓間で両国の緊密なコミュニケーションがなされているという趣旨から、そしてまた、日韓間の主な懸案、強制徴用問題を含め、複数の懸案を両国間で緊密に意思疎通しているという趣旨の言葉だったと理解してほしいです。
https://www.mofa.go.kr/www/brd/m_4078/view.do?seq=368471&page=1
しかし、本当、訳がわからない。緊密に意思疎通しているという趣旨＝快い合意になるわけない。だいたい、緊密に意思疎通しているのに日韓会談が行われない現実に記者は突っ込むべきだぞ。どう見ても嘘です。日本側が快く思うわけないんだよな。
最後は、韓国外交部長官が徴用工問題に対して、「日本と韓国の企業が財源作って強制徴用を賠償」を提案したそうだ。あの。それは以前に断られたよな。何で同じ提案を何度もするんですか。
ある外交消息筋は「韓国政府は官民協議会がいかなる結論も下したことはないと言うが、事実上、大半の意見は両国企業の自発的参加で財源を用意し、これを被害者に支給するもの」としながら「朴長官もこれを林外相に伝達して次のステップの首脳会談へ移ろうとしている」と説明した。
https://japanese.joins.com/JArticle/295722
本当、学習能力ないのか。だから、何度も断っただろう。もちろん、それはあり得ない。だから、それだと日本側は二重の賠償だろう。さらに日韓請求権協定の違反は放置されたままだ。出直してこいと。