韓国経済、ポスコ営業利益41%減少…車・建設など需要産業の萎縮が原因

韓国経済、ポスコ営業利益41%減少…車・建設など需要産業の萎縮が原因

記事要約:新型コロナウイルス【武漢肺炎】の影響でポスコの利益が41%減少、その原因は車・建設などでの鉄鋼の需要が落ちているとのこと。ただ、内需部門の割合は拡大しているということで、鉄鋼の需要で大きいのは確かに自動車や建築はあげられるが、それ以外にも色々あるということでカバーしているようだ。

>ポスコは連結基準で今年1-3月期の営業利益が7053億ウォン(約614億円)で昨年同期より41.4%減少したと暫定集計されたと24日、公示した。売り上げは14兆5458億ウォンで9.2%、当期純利益は4347億ウォンで44.2%減った。

さすがに鉄鋼の大手メーカーが潰れるようなことはないか。まだ当期純利益があるものな。自動車が不調でも、ポスコはまだ利益を出しているのは中々、頑張っているんじゃないか。

>ただし、鉄鋼部門で内需販売の割合を拡大するなど、弾力的に市場に対応に対応して収益性防御に注力し、世界のインフラ部門ではポスコインターナショナルのミャンマーのガス田の堅調な実績、ポスコ建設の建設事業の利益改善、ポスコエネルギーの燃料費下落など貿易・建設・エネルギー事業が好調傾向を見せ、前四半期より営業利益は26.5%増加したと会社側は説明した。

ポスコのインフラ投資は利益を上げていて、それが収益を増加させていると。これが原油価格にどう影響するかはわからないな。今、WTI原油は17ドルまであがっているが、これでも髙いとおもえるほどだ。

原油価格が安くなっても、鉄鋼業からすれば、判断は難しい。なぜなら、原油が安くなれば中東などの諸国は開発に向ける投資が減る。反対に自動車向けの鉄鋼需要が増える。しかし、新型コロナウイルスの影響で自動車輸出は伸びない。だとしたら、今の原油安の状況は歓迎できないか。

>ポスコは「新型肺炎の世界拡散により自動車、建設など需要産業の不況で鉄鋼需要が減少し、製品価格は下落する厳しい状況が続くだろう」とし「経営環境の変化により生産・販売活動を柔軟に運営して生産関連性が少ない間接費用の極限的削減、投資の優先順位の調整など高強度対策を実行する」と強調した。

残念ながら原油安の影響には触れられていない。新型コロナウイルスで鉄鋼需要が減少するのは当たり前。これは中々、難しいな。ただ、厳しい状況になるのはどこも同じ。しかし、潰れるほど業績悪化は期待できないな。

韓国経済、ポスコ営業利益41%減少…車・建設など需要産業の萎縮が原因

ポスコは連結基準で今年1-3月期の営業利益が7053億ウォン(約614億円)で昨年同期より41.4%減少したと暫定集計されたと24日、公示した。売り上げは14兆5458億ウォンで9.2%、当期純利益は4347億ウォンで44.2%減った。

新型コロナウイルス感染症事態の拡大で自動車など前方産業が振るわず、売り上げと営業利益がいずれも下落した。

ただし、鉄鋼部門で内需販売の割合を拡大するなど、弾力的に市場に対応に対応して収益性防御に注力し、世界のインフラ部門ではポスコインターナショナルのミャンマーのガス田の堅調な実績、ポスコ建設の建設事業の利益改善、ポスコエネルギーの燃料費下落など貿易・建設・エネルギー事業が好調傾向を見せ、前四半期より営業利益は26.5%増加したと会社側は説明した。

ポスコは「新型肺炎の世界拡散により自動車、建設など需要産業の不況で鉄鋼需要が減少し、製品価格は下落する厳しい状況が続くだろう」とし「経営環境の変化により生産・販売活動を柔軟に運営して生産関連性が少ない間接費用の極限的削減、投資の優先順位の調整など高強度対策を実行する」と強調した。

https://japanese.joins.com/JArticle/265260?servcode=300&sectcode=320