韓国経済、【デフレ傾向】韓国、3月消費者物価0.4%↑…2年8カ月ぶり上昇率最低

記事要約:韓国の3月の消費者物価が0.4%上昇した。この比率は2年8ヶ月ぶりの上昇率で最低という。実際、最低賃金引き上げによる値上げは1月から始まっていたので、3月までに値上げは落ち着いてきたというところか。

でも、消費者物価がこの程度の上昇だと、デフレ傾向ということで生産の縮小、失業者の増加など、良くない影響が出てくるというか。既に出ているな。原因は石油類の価格や野菜価格の下落だということらしい。ただ、野菜価格は今まで高すぎた気がするからな。どうせ、今年は作りすぎて野菜が余っているとか、そんな感じだろう。

> 品目別に見ると、ハクサイが前年同月より46.4%も下落し、ネギ(-30.6%)、ダイコン(-51.1%),、タマネギ(-30.3%)なども下落した。ガソリンは12.6%下落し、軽油は7.0%落ちた。自動車用LPGも同期間6.9%下落した。一方、外食物価は前年同月より2.3%上昇して依然として高い水準となった。 

おお、キムチの材料である大根や白菜がかなり安くなったではないか。韓国人の大好きなキムチでも家で漬けておけばいい。食品の価格が下落しているのは市民にはありがたいことだしな。多少、デフレ傾向なところは気になるが、まだマイナスになったわけではない。まだ様子見といったところだ。ただ、このままデフレ傾向が続くなら、韓国にはデフレスパイラルがまっている。

これは、物価下落と利益減少が繰り返される深刻な状況。デフレによる物価の下落で企業収益が悪化、人員や賃金が削減され、それに伴って失業の増加、需要の減衰が起こり、さらにデフレが進むという連鎖的な悪循環のことをいう。

用語説明はそこまで難しくないが、インフレでスタグフレーション、デフレでデフレスパイラル。この辺りが韓国経済の面白いところだ。

この記事に対する旧サイトのコメント(1)

韓国経済、【デフレ傾向】韓国、3月消費者物価0.4%↑…2年8カ月ぶり上昇率最低

原油価格の下落と野菜価格の安定などの影響で3月の消費者物価が0.4%上昇となった。 

  韓国統計庁が2日発表した「2019年3月消費者物価動向」によると、3月の消費者物価は前年同月より0.4%上昇にとどまった。これは2016年7月(0.4%)以降2年8カ月ぶりに最も低い水準だ。 

  国際原油価格の下落にともなう石油類の価格が落ち、野菜価格が下落することで全体の物価上昇率も低い水準となったと分析された。 

  石油類は前年同月より9.6%下落し、同期間野菜類も12.9%落ちた。 

  体感物価を示す生活物価指数は1年前と変わりがなく、新鮮食品指数は3.0%下落した。 

  品目別に見ると、ハクサイが前年同月より46.4%も下落し、ネギ(-30.6%)、ダイコン(-51.1%),、タマネギ(-30.3%)なども下落した。ガソリンは12.6%下落し、軽油は7.0%落ちた。自動車用LPGも同期間6.9%下落した。一方、外食物価は前年同月より2.3%上昇して依然として高い水準となった。 

  統計庁のキム・ユンソン物価動向課長は「国際原油価格の下落が持続し、石油類が最も大きく落ちた」として「野菜類の場合、今年比較的に気象環境が良く、出荷量多くなることで価格が下落した」と話した。

https://japanese.joins.com/JArticle/251935

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