韓国経済、【半導体】米インテル、NAND事業をSKハイニックスに売却へ-9500億円
記事要約:米インテルがNAND事業をSKハイニックスに9500億円で売却するそうだ。最近のインテルは伸び悩んでいるので、一極集中するためというか。インテルはわりとすぐに利益が減った事業は売りに出している気がするな。それで、問題はSKハイニックスに1兆円近くも出せるのかと。案の定、株価が売られてるという。
>今回の合意でSKハイニックスは、アップルの「iPhone(アイフォーン)」からデータセンター向けまでさまざま用途で使用されるメモリー市場で地位が向上する見通し。ただ同社にとって過去最大規模となる買収額についてアナリストらが懸念を示し、株価は一時約3.5%下落した。
そりゃ、SKハイニックスの規模で9500億円の買収は半導体需要にもよるが、将来がきつそうだよな。
>一方、インテルにとっては苦戦する事業の合理化につながる。ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は2019年に就任して以来、 中核のパソコンやサーバー用のプロセッサー以外の部門の売却を検討してきた。
今回の売却で事業の合理化につながると。この戦略がうまくいくか。半導体市場でNAND事業はまだまだいけるとは思うんだが。
韓国経済、【半導体】米インテル、NAND事業をSKハイニックスに売却へ-9500億円
→主力事業に経営資源を集中させる取り組みの一環
→対象にはSSD事業や中国・大連の製造施設も含まれる
米インテルはNAND型メモリー事業を韓国のSKハイニックスに約90億ドル(約9500億円)で売却することで合意した。主力事業に経営資源を集中させる幅広い取り組みの一環。
SKハイニックスの20日(韓国時間)の発表資料によると、同社はインテル部門の買収で10兆3000億ウォン(約9500億円)を支払う。同部門はコンピューターなどの機器向けにフラッシュメモリーを製造。買収対象にはNANDフラッシュやソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ウエハーの事業、中国・大連の製造施設も含まれる。
買収は2025年にかけて段階的に実施する。SKハイニックスは21年末までに70億ドル、25年3月までに残りの金額をインテルに支払う。
今回の合意でSKハイニックスは、アップルの「iPhone(アイフォーン)」からデータセンター向けまでさまざま用途で使用されるメモリー市場で地位が向上する見通し。ただ同社にとって過去最大規模となる買収額についてアナリストらが懸念を示し、株価は一時約3.5%下落した。
一方、インテルにとっては苦戦する事業の合理化につながる。ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は2019年に就任して以来、 中核のパソコンやサーバー用のプロセッサー以外の部門の売却を検討してきた。
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、アンシア・ライ氏は、今回の買収はSKハイニックスがNANDフラッシュの売り上げベースで2番目に大きいライバルであるキオクシア(旧東芝メモリ)を抜くのに寄与する可能性があると指摘した。