韓国経済、【フッ化水素に続いて国産化ニダ】日本だけが生産していた「10倍高い」レンズ素材、これからは韓国でも生産
記事要約:日本だけが生産していた「10倍高い」レンズの素材を韓国でも生産できるようになったそうだ。何のことかわからないと思うが、管理人もよくわからない。記事の書き方がわかりにくいのだ。だから整理しよう。
まず、メガネと光学レンズ素材であるキシリレンジイソシアネート(XDI)というのがあって、そのXDIを使うと他のレンズより、30%薄いレンズが作成できるそうだ。そして、このレンズの純度99.5%以上の高純度XDIは汎用製品より10倍以上高いそうだ。フッ化水素でも純度が問題になったが、このレンズ素材も純度が高い方が性能が良いことになる。では、記事に戻ろう。
>ハンファソリューションは10日、「全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)事業所で高純度XDIの商業生産を始めた」と明らかにした。年間生産規模は1200トンだ。これで年間5000トンを生産する日本の三井ケミカルについで世界で2番目のXDIメーカーになった。
日本に続いて韓国のハンファソリューションが高純度XDIの商業生産を始めたという。年間の生産規模は1200トン。日本の三井ケミカルが年間5000トンで、世界2番目のDIメーカーになったと。
さて、ここで疑問がある。普通に記事を読むと、韓国のハンファソリューションが高純度XDIの商業生産を始めた。つまり、日本の三井ケミカルと同じ高純度XDIを生産可能になったのか。だが、答えはノーだ。記事のどこにも99.5%の高純度XDIが生産可能だとは書いてないのだ。
大事なところを書かないということはフッ化水素と同じだ。99.5%の高純度XDIではないてこと。さらにいえば、日本が独占している素材を日本の特許なくして生産できるはずがない。もっとも、機械装置は日本製なのかもしれないが。そして、そもそもこのXDIの説明はこうだ。
>XDIは、三井化学殿が世界に先駆けて事業化した世界オンリーワン製品であり、コーティング・機能材料として、安全性の高い食品包装用接着剤、太陽電池やスマートフォンなどに使用される特殊インキ・コーティング材料、高耐久性の建材シーリング、安全性の高いマイクロカプセルなどに使用されます。
また、三井化学殿が世界をリードするメガネレンズ材料として、高屈析率を特徴に、クリアな視界、高い強度と自由なデザイン、優れた耐久性で革新をもたらし、軽くて薄いメガネレンズ材料のグローバルスタンダードとして認知されています。
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2014/pdf/140206.pdf
このように書いてある。つまり、三井ケミカルが世界オンリーワンの製品なので、その特許なくしてハンファソリューションが開発できるはずない。だから、ハンファソリューションがXDIをどうやって開発したかのは知らないが、素材国産化以前に同じものが生産できるとは思えない。
韓国経済、【フッ化水素に続いて国産化ニダ】日本だけが生産していた「10倍高い」レンズ素材、これからは韓国でも生産
日本だけで作られていた高機能光学レンズ素材が韓国でも独自技術で生産され始めた。メガネと光学レンズ素材であるキシリレンジイソシアネート(XDI)は透明性と屈折性が高く、この素材を使ったレンズはそうではないレンズに比べ30%薄くできる。純度99.5%以上の高純度XDIは汎用製品より10倍以上高い。
ハンファソリューションは10日、「全羅南道麗水(チョンラナムド・ヨス)事業所で高純度XDIの商業生産を始めた」と明らかにした。年間生産規模は1200トンだ。これで年間5000トンを生産する日本の三井ケミカルについで世界で2番目のXDIメーカーになった。
これまでXDI供給は三井ケミカルが独占してきた。三井ケミカルは高価・少量販売を戦略としており、レンズ市場ではXDI需給に困難があった。
このためXDIの国産化とともにレンズ原料確保にも道が開けるというのがレンズ業界の期待だ。ハンファソリューション関係者は「数年間の研究開発成果が生産につながり韓国企業が安定的に原料を確保できるだろう。韓国の業界と協業して高機能光学レンズ素材事業を本格化する計画」と話した。
XDIは用途も広い方だ。まず折りたたみスマホの画面とそこに使われる透明接着フィルムの素材にも使われる。このほかにインク、塗料、食品包装用接着剤、電子製品包装フィルムなどにも活用される。
ハンファソリューション関係者は「XDI生産で韓国の中小・中堅企業の高付加価値部品事業拡大に寄与できると期待する。韓国政府の素材・部品・装備産業育成の趣旨に合わせて今後も素材国産化を積極的に進めたい」と話した。これまでハンファソリューションが開発した素材は親環境可塑剤であるエコデッチ、産業用接着剤である水添石油樹脂などがある。
ハンファソリューションの生産能力はエコデッチ1万5000トン、水添石油樹脂5万トンほどだ。石油化学分野で主に利益を出していたハンファソリューションは先端素材と太陽光分野で収益創出の窓口を転換している。
「日本に追いつき,一気に追い越すニダ!」
こういう明るいニュースでホルホル出来るのは幸せですね。
しかし,努力はするものの(してないと思うが)技術をパクらなければ電磁鋼板のように日本レベルに追いつくことはできないし,その技術は特許の塊だ。
それよりも今後続々と3月期の決算発表とか国の指標発表があるでしょ。
そっちの方がwkwkいや,心配です。
そうなんですね。特許がきになったので、合弁とかも見たのですが、錦湖三井化学は合ったのですが、ハンファは?ですね。