韓国証券市場 昨日、時間外ではウォンは1320を突破して1322まで落ちたのだが、あれからなんとか頑張って朝までには1320に戻していた。こちらがしばらく1300~1320の範囲で動くという予想は的中しているが、ここまで狭い範囲で撃ち合いするとは思わなかった。今日は動く上限は少ないが、チャートは凄くギザギザである。
それだけウォンは追い詰められたわけだが、今、必死に1320を防衛する理由は何なんだろうな。来週は米消費者物価指数が出てくるのでその前に上げておきたいのか。何でもいいが、弾切れにならないように注意してくれよ。今年はまだ4月なんだ。
では、今日も開幕から見ていこう。
スタート値は1318.76
では、チャートをどうぞ。
開幕は1318.95。
いきなり1320突破しそうな数値だ。そして、案の定、ウォンはそのまま下がっていく。しかし、韓銀が1320ギリギリで粘る。韓銀砲だ。どーん。これによって1318ウォンまで上げる。さらに11時過ぎに韓銀砲を撃ち込んでいく。これで一気に1317ウォンだ。
しかし、そんな弱気の介入ですぐに跳ね返されるだけ。12時には1318ウォン。この付近で激しく推移。これは1320防衛成功となるか。それとも突破されるのか。
結果は1316.7。2.4ウォン高。なんとか1320防衛は出来たがギリギリの戦いだった。
■2023年4月7日の韓国証券市場
コスダック指数 14.49ポイント、上昇、 880.07、(終値)
総合株価指数 31.18ポイント、上昇、 2490.41、(終値)
ウォン・ドル相場 2.4ウォン高 1316.7、(終値)
■投資主体別売買動向
23.04.07 | -9,967 | 6,938 | 2,863 |
個人が9967億で、売り、外国人が6938億で、買い。機関が2863億で、買い。
個人が売り。外国人と機関が買い。
■韓国債と社債の利回り
韓国債と社債の金利は少し上がっている。CDも久しぶりに下がってるな。
■日経平均とTOPIX
日経平均は27,518円31銭。TOPIXは1,965.44。プラス4.16ポイント。
■ドル円
朝の7時は131.706。その後は132円に向かうも寸前で止められてまた上がるという。結局17時半過ぎには131.804となっている。
■気になるニュース
今回のニュースはまさに終わりの始まりに相応しいニュースだ。なんとあのサムスン電子が96%減益となった。営業利益がたった6000億ウォン(約600億円)だ。昨年は1兆円ぐらい余裕で稼いでいたサムスンが完全に地に落ちた。
そもそもサムスンが正面突破とかいってメモリーの減産をしないから、半導体不況が長引いて自ら勝手に自滅したという。どう見てもサムスンの経営陣て無能ですね。では、記事を引用しよう。
【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が7日発表した2023年1?3月期の連結決算速報値で、営業利益が6000億ウォン(約600億円)と前年同期比96%減と大きく落ち込んだ。景気低迷を背景に幅広いデジタル製品の需要減によって主力の半導体メモリーの販売が振るわなかった。
売上高は19%減の63兆ウォンだった。売上高営業利益率は1%と前年同期から17ポイント低下し、赤字転落の一歩手前で踏みとどまった格好だ。純利益や事業部門別の収益は4月末に発表予定の決算確報値で公表する。
収益急減の主因は半導体の不振だ。SK証券の部門業績推計(3月30日時点)によると、半導体部門の営業損益は4兆7000億ウォンの赤字(前年同期は8兆4500億ウォンの黒字)と14年ぶりの赤字だった。売上高も49%減の13兆8000億ウォンに落ち込んだ。
新型コロナウイルス禍でのパソコンやタブレット端末、ゲーム機の特需がなくなり、米IT(情報技術)大手のデータセンター投資も縮小。半導体供給網(サプライチェーン)の各所でメモリー在庫が積み上がったことで販売価格が急落した。半導体メモリーで4割弱のシェアを握る最大手サムスンでも営業赤字に陥った。
SK証券の業績見通しによると、半導体部門の営業損益は1?3月期に底を打つものの、23年10?12月期まで赤字は続く。需要回復のけん引役が見当たらないためで、韓国SKハイニックスや米マイクロン・テクノロジー、日本のキオクシアホールディングスなど競合各社も同様に赤字が続く見通しだ。
サムスンで半導体に次ぐ収益の柱であるスマートフォン部門は売上高・営業利益ともに前年同期並みの水準を維持した。スマホ市場全体が落ち込む中で、旗艦モデル「ギャラクシーS23」シリーズが想定を上回る販売を記録したという。その他の家電とディスプレーの収益力は弱く、稼ぎ頭の半導体部門の落ち込みを補えなかった。
年間売上高30兆円を誇るサムスンの主要4部門はいずれも中国企業との競争にさらされている。その中で唯一、中国勢を大きく引き離しているのが半導体だ。その半導体がひとたび市況急落に陥れば営業利益が96%減となるほどに、他部門の競争力低下が大きな課題となっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM06ARR0W3A400C2000000/
ああ。本当、終わりですね。半導体もついにここまで落ちた。スマホのシェアは中国では0%。もう、サムスン製なんて中国では誰も買ってくれない。それで、ギャラクシーS23は売れた?本当なんですかね。
朴りキリスト教国の韓国以外のキリスト教国は、本日は聖金曜日で休日と言うことで、深夜に韓銀砲を連射したものの、1315を切ることすらできなかった。それどころか、経常収支発表前後に、超韓銀砲を何度も連射したが、すべて跳ね返された挙句、マーケの一発をくらって、完全に叩きのめされた。
2月の経常収支が発表され、予想の3.7億ドルを上回る5.2億ドルの赤字となった。サムスンもの営業利益が96%減少した(それでも黒字?:DRAMもsk製チップのDDR4 32GBが6,980円)。起亜が、今頃になって、既存の工場でEVを2024年から組み立てるらしい。アルミの制裁関税でも明らかなように、中ゴキで製造した中間財を韓国で組み立てた部品をアメリカに輸出したら、いくらアメリカで完成させても、補助金支給の対象にはならない。EVの製造が始まることには、共和党の大統領になって、補助金が打ち切られる可能性がある(EVはだめで、PHVにシフトしている可能性もある)。それよりも、起亜は「起亜チャレンジ」で、当局から訴訟を起こされ、莫大な制裁金を科せられる可能性が高い。韓国の主要産業は、とても2025年まで持ちこたえられそうにない。やったね!