韓国証券市場 昨日も伝えたが、今日の22時半に米雇用統計が発表される。そして、市場の前反応を見る限りではウォン安が進むと予想される。すでに1320を超えて時間外で1325ウォンまで下がったものな。これは中尉のハンバーガーのシーンも見られるのか。
しかし、昨日の時間外は面白かった。ひたすらウォンが下がっていくという。24時前には1318ウォンだったのに後は5時半まで昇龍拳の連打だ。ひたすら1326ウォンまで打たれ続けていた。やめて!韓銀のHPはゼロよ!と叫ぶような展開だったが、まだ終わってないんだ。むしろ、本飯はここからだと言わんばかりに攻めるのが今日のチャートだ。
では、開幕から見ていこうか。
スタート値は1325.90。
それではチャートをどうぞ。
スタートは1325。最初に韓銀が一気に仕掛ける。超韓銀砲だ。どーん。これによってウォンは急上昇。1320突破するような勢いで上がり出す。しかし、韓銀の反撃はこれまでだった。後はずっとフルボッコだ。12時には1327ウォン。13時前には1329ウォン。これでもかというほど下がるも、なんとか1330到達は免れた。
結果は1324.2。2.0ウォン安。さらにコスピが2400割れ。
中尉のハンバーガーを食べるシーンはお預けとなった。でも、時間の問題だよな。今日の夜に雇用統計次第の動きでは明日の朝にウォンニャス速報があるかもしれないな。
■2023年3月10日の韓国証券市場の結果
コスダック指数 20.62ポイント、下降、 788.60、(終値)
総合株価指数 24.50ポイント、下降、 2394.59、(終値)
ウォン・ドル相場 2.0ウォン安 1324.2、(終値)
■投資主体別売買動向
23.03.10 | 5,132 | -3,258 | -2,371 |
個人が5132億で、買い。外国人が3258億で、売り。機関が2371億で、売り。
個人が買い。外国人と機関が売り。
■韓国債と社債の金利
韓国債と社債の金利が一気に下がっている。これは米国債10年利回りが3.8060%と、昨日は4%目前まであったのが影響している。
■日経平均とTOPIX
日経平均は28143円97銭。マイナス479円18銭。TOPIXは2031.58。マイナス39.51ポイント。
最近、ずっと上がりっぱなしだったので利確の動きだろうな。
■ドル円
朝の7時には136.114。午前中は135円まであがるも、11時23分にいっきに137円付近まで吹っ飛んだ。何かあったのか。でも、17時頃には136.110と戻っている。
■気になるニュース
今回は最近、アメリカに偏りすぎているユン氏に対して、中国が強く牽制したというニュースだ。予想通りだが、これはユン氏の訪米の前に中国が色々と釘を刺しそうだな。そもそも、韓国さんはクアッドなんて入れないですが。では、記事を引用しよう。
韓国政府が米国・日本との協力強化に動き出したことを中国が強くけん制している。
中国国営のグローバル・タイムズは9日、中国けん制を目指す米国主導のクアッド(米国、日本、オーストラリア、インドの協議体)実務グループに参加する意向を示した韓国政府に対し「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は米国の列車に自らをより固く縛ることで政治的な独立性を失いつつある」と批判した。
遼寧省中国社会科学院所属で韓半島問題に詳しい呂超研究員はグローバル・タイムズに「韓米日3カ国軍事同盟への道はすでに具体化しており、多少危険な道だ」「これは地域の平和と安定はもちろん、韓国の安全保障や経済にとっても非常に危険だ」と指摘した。
韓国のクアッド参加について安全保障と経済に言及しつつ露骨に敵対感情を示した形だ。
前日には中国外交部(省に相当)の毛寧報道官が定例ブリーフィングで「クアッドは閉鎖的で排他的な小グループだ」と批判し「中国は関係国が地域の国々の安全保障と相互信頼、地域の平和と安定にプラスになる内容を多く実行することを希望しており、関係国が対立を助長しないよう望んでいる」とけん制した。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/03/10/2023031080007.html
クアッドに韓国が入ればわかってるんだろうな?という脅しがよくわかる。韓国の安全保障や経済にとっても非常に危険だとか。笑えるよな。クアッドにはいる理由が安全保障なのに、それを危険だと中国がいうのか。ほら、中国様がお怒りだぞ。韓国さん。アメリカの犬になるなんてあり得ないよな?また、尿素を売ってもらえなくなってもいいのか?
でも、韓国さん。まさか、三不+1限を忘れてないですよね?
とりあえず、1320を切ろうとするが、許してもらえない。韓国の1月の経常収支が45.2億ドルの赤字になった。ユン君が焦るのも、今年1月、アルゼンチンが350億人民元の通貨スワップを発動したものの、通貨安やインフレの改善に何の効果もなかったためだろうね(韓国の最大のスワップは、人民元で593億ドル相当)。マスコミは、勝手に「応募工」問題を最大の懸案などといっているが、竹島を始め、韓国が勝手に引き起こした問題は山ほどある。韓国がこれらすべてが解決しない限り、韓国と通貨スワップを締結すべきではない。あと3ヵ月位、韓国の経常収支赤字の発表が続けば、格下げされ、金利も、今の2倍程度に上昇することになりそう。ユン君が訪米を終えた後に、アメリカが為替操作国の指定を、日本が補助金相殺関税を発表することに期待したい。