韓国証券市場 ウォンニャス速報 開幕は1232.06→月末、最後の攻防戦！韓銀は1230死守できるのか

韓国証券市場 いよいよ今日は2023年1月31日。月末、最後の攻防戦となった。昨日、必死に介入して1230を突破した韓銀。ところが、時間外で1230に押し戻されているじゃないか。全くなんという体たらく。もう、1220台できまったと思っていたのにな。

でも、これで予想は1220、または1230のどちらかに絞られたな。さすがにここから一気に上下する展開は考えにくい。後は韓銀が1230防衛するか、しないかだ。

それでは開幕から視ていこう。今日のスタート値は1232.06となった。

では、チャートをどうぞ。

開幕1232。早速、韓銀砲で仕掛ける。どーん。1232→1230まで押し上げるも、ここでは1230突破できない。しかし、韓銀は諦めない。10時半過ぎにまた韓銀砲だ。どーん。これでようやく1230突破して1228ウォンまで上昇。ここからお昼頃まで徐々に下げていく展開。しかし、介入しなければウォンは売られていく。

気がつくと1230に押し戻されて、また1232まで戻ってきた。結果は1231.9。4.5ウォン安。結局、1230防衛出来ずに終わったようだ。

時間外はどうだ。

おいおい、まじかよ。このまま1230台で終わるかと思えば時間外で急変だと。なんと、17時過ぎにハゲタカ砲が炸裂。19時半には1238ウォンだ。おいおい、まさかの１２４０ウォン台もあり得るのか。なんと最後までウォンウォッチャーを楽しませてくれるようだ。

■2023年1月31日の韓国証券市場

コスダック指数 1.87ポイント､上昇、 740.49、(終値)
総合株価指数 25.39ポイント､下降、 2425.08、(終値)
ウォン・ドル相場 4.5ウォン安 1231.9、(終値)

■投資主体別売買動向

個人が3084億で､買い。外国人が4795億で､売り。機関が1613億で、買いとなった。

個人と機関が買い。外国人が売り。

■韓国債と社債の利回り

今回はCP以外は全部、金利が上がっている。まあ、昨日の下げ分が帳消しになった感じか。

米国債10年利回りは3.5290％と少し上がっている。

■日経平均とTOPIX

日経平均は27,327円11銭。マイナス106円29銭。TOPIXは1,975.27。マイナス7.13ポイント。

■ドル円

朝の7時には130.420。そこから9時までに130．513まで下がるが、ここから急反発。11時30分には130.063まで上昇。ただ、130円は超えられずそこからまた下がり出す。

■気になるNEWS

今回のニュースは中国が韓国の短期ビザ発給停止の続報だ。日本はいきなり解除されたわけだが、韓国はそのままというのが前回に伝えた内容だ。ところが、中国は韓国人の入国者を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施すると発表した。つまり、さらに報復を強めたことになる。記事を引用しよう。

中国が、韓国からの入国者を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施すると発表した。中国が日本人に対するビザ発給停止措置を29日に解除したのとは対照的に、韓国に対しては報復のレベルを高めた格好だ。

　駐中韓国大使館が31日に明らかにしたところによると、中国政府は来月1日から、韓国から中国に到着する航空機（直行便）の搭乗客全員を対象に、入国後PCR検査を義務化する。検査結果が陽性だった場合、家や施設などに隔離されるか、病院に入院することになる。中国政府は今月8日から、海外からの入国者に対する隔離とPCR検査を廃止したが、韓国人に対しては例外というわけだ。

　これに先立ち韓国政府は、中国国内での新型コロナの感染急拡大を受け、今月2日から中国人に対する（観光用）短期ビザの発給を停止。27日にはこの措置を来月28日まで延長すると発表した。中国外務省は30日の定例記者会見で、韓国の措置について「遺憾に思う」とコメントした。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/31/2023013180281.html

対応を見ている限りでは中国という国の懐の狭さがにじみ出ている。明らかに韓国だけに絞った報復ということだ。でも、これも相互主義というやつだ。韓国が中国の短期ビザ発給停止を来月までに延長したからと言われたらそれまでだよな。