韓国証券市場 今日、日本もスポーツの日でお休みであるのだが、実は韓国もハングルの日の振替休日でお休みである。だから、今回の動きは時間外となるのだがウォンが動けばウォンニャス速報が作成される趣旨は変わらない。ということで今週も元気にやっていこう。
それでは朝の9時から見ていく。開幕時間に当たる数値は1421ウォンだ。時間外で1424ウォンまで落ちていたのでこれでも頑張ったほうだ。
それではチャートをどうぞ。
開幕は1421だがそこからいきなりの昇龍拳だ。なんと1428ウォンまで吹っ飛んだ。どーん。危ないところだ。もう少しでウォンメスが破壊される1430ウォンで突破されるところだった。
韓銀さん。ウォン防衛に休日なんて存在しないんだぜ。月曜日になればウォンは動く。24時間監視しないと瞬く間に売られていくぞ。
どうやら今日の防衛ラインは1430ウォンらしい。1428ウォンまで到達してから激しく揉み合いが始まる。韓銀はなんとか1425ウォンまで押し戻したいようだが、ヘッジファンドはそうはさせないと抵抗。ガチンコ勝負に愛犬のジョニーもエールを贈る。
しかし、戦場ではどちらも勝者にはなりえない。必ず、どちらかが負けるのが市場の運命だ。そして、今の状態なら先週の終値が1410ウォンだった韓銀が超敗北することになる。もちろん、時間外なので韓国市場が開けるまで勝敗は付かないのだが。
15時半頃の数値では1427ウォンと韓銀が大ピンチだ。
それから17時過ぎには1429ウォン。ああ、ヤバいな。そろそろ1430が見えてきた。また、ウォンメスが破壊されるのか。今日の時間外も激アツだ。
■気になる韓国経済ニュース
昨日、投稿した韓国経済備忘録は楽しんでいただけただろうか。まだの人は動画のリンクを張っておこう。
この中で半導体について触れているのだが、それに関する大きなニュースが出てきた。それはアメリカの半導体装置を半導体製造装置の対中輸出規制を大幅拡大したのだ。まずはロイターからこのニュースを見ていこう。
バイデン米政権は7日、半導体製造装置の対中輸出規制の適用対象を大幅に拡大する一連の包括的な措置を発表した。これには米国の半導体製造装置を使って世界各地で製造された特定の半導体チップを中国が入手できないようにする措置が含まれた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c412875d744b540055da18eb49b53a6c92a00fd
重要なのはアメリカの半導体製造装置メーカー三社に「14ナノメートル未満のプロセス」を用いる先端半導体を製造する中国の工場に半導体製造装置を輸出することが原則禁じられたということだ。
三社とはKLA、ラム・リサーチ、アプライド・マテリアルズのこと。アメリカ政府が文書を送っていたことを三社と共に認めているので、もう、この三社は中国の工場に半導体製造装置を輸出することが不可能となった。これを専門家はどう見ているのか。
ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の技術・サイバーセキュリティ専門家、ジム・ルイス氏は、今回の措置は冷戦最盛期の厳格な規制を想起させるとし、「中国は半導体製造を諦めないだろうが、新たな措置により大幅に遅れる」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c412875d744b540055da18eb49b53a6c92a00fd
つまり、中国は自国でなんとか半導体を開発していくだろうが、それは大幅に遅れる。中国が最先端技術の半導体を製造できるようになるまで時間がかかると。因みに中国は7ナノの半導体を造れる技術があるとか、ないとか。でも、上の措置が見ればおそらく、この7ナノには海外から輸入した半導体製造装置が使われているだろうな。
そして、韓国メディアはこの動向をどう見ているのか。中央日報からどうぞ。
今回の措置は韓国の半導体産業にも影響を及ぼしかねない。5日の業界によると、サムスン電子やSKハイニックスなど韓国企業は短期的には大きな影響がないが、長期的には否定的影響を排除できないとみている。
匿名の業界関係者は「AIやスーパーコンピュータなどに使う半導体は現在売り上げの割合は大きくなくて、中国に生産施設を持っている企業もこれを生産するのではなく直接影響はないとみる」と話した。ただ超高性能グラフィックカードやデータセンター、自動運転用GPU(グラフィックプロセッサ)も規制対象になる場合には否定的影響を与える恐れがある。
https://japanese.joins.com/JArticle/296288?sectcode=320&servcode=300
つまり、韓国企業が主に扱う半導体には短期的には大きな影響はない。しかし、長期的には否定的な影響があると。でも、低価格のDRAMはそのうち中国でも生産できるようになる。14ナノ未満がどういう基準なのかはよくわからないが、アメリカの対中輸出規制はまだまだ始まったばかりだからな。
韓国企業がそのまま中国に半導体を輸出できるのか。数年後に答えは出そうだな。
朝8時半前に、超韓銀砲を放ち、1424⇒1416とし、9時までマーケからの反撃もなくホルホルしていたが、9時5分に一気に1426まで売られ、1425を超えないようにあたふたすることになった。
亡くなったサムスンの元会長が、液晶の製造技術供与をシャープに土下座して頼みこんで手に入れたことがあったが、早ければ今月末ごろに、過去の成功体験から同じように通貨スワップを懇願しに来るかもしれない。だが、過去の事実をみれば分かるように、土下座は韓国の伝統文化(詐欺、盗み、朴り)で用いてきた手法の一つでしかないので、非韓三原則を絶対に守り、徹底的に無視すべき。過去に助けた時も、遅かった、額が少なかったなどと文句を言われ、日本のせいで通貨危機が起きたと言われるだけ。
介入資金がないのがホントバレバレ、韓銀。
ヘッジファンドにやっぱり押される。
まあ、明日からも楽しみ♪
円が145.6になっている。近々日銀砲が火を吹くのか?そういえば、新宿会計士さんの計算では、2兆8382億円の介入で8600億円の利益が出たらしい。9月末時点で、1兆2380億ドルの外貨保有高があるのだから、もう4回日銀砲を放つだけで、4.3兆円の為替差益が得られる。ぜひとも、防衛予算(財務省が、またインチキをやろうとしている)と日本人の生活のために活用して欲しいね。
現在1431ウォン、やっぱりヘッジファンドには勝てないようですね。
さようなら韓国。(鼻ほじ)