中韓関係 今回の記事は韓国の立場を非常に危うくさせるものである。昨日も少し触れたが、29日・30日にスペインのマドリードで開催される「NATO会合」に韓国が参加することに対して中国が激怒。
それをアメリカが中国の関与することではないと一蹴。もう、一瞬即発状態。米中関係悪化によって韓国の得意の蝙蝠外交が右往左往している。ただ、これがどう韓国経済に関わるかを初心者さんのために解説しよう。
簡単に述べれば、韓国は安全保障は米韓同盟を基軸にしているのでアメリカに頼っている。しかし、韓国経済は過度に中国依存している。昨年、10月の尿素水不足のときに中国へ依存している物資について、尿素以外でも色々と話題になったが、韓国経済は中国からの貿易がなければ成り立たない。
例えば、今年の前半、中国はオミクロン株の流行による防疫対策で、上海などが都市封鎖されてしまい、韓国企業に自動車部品が届かず生産すらできない。工場停止にまで追い込まれた。しかも、中国経済が失速すれば半導体などの売れ行きも失速する。それが今後の韓国輸出を低迷させる要因でもある。
このように中国に貿易依存している状態。だから、中国を怒らせると経済制裁がとんできて、途端に韓国経済はさらに苦しくなる。でも、ユン氏はなぜか親米路線。これは米韓通貨スワップを狙いの「用米」だと管理人は見ているが、とにかくムン君との政策とは真逆である。
しかも、米国主導のインド太平洋経済枠組み「IPEF」などに参加を表明。このIPEFは中国包囲網の一種であるのに、韓国はIPEFに入った挙げ句、中国包囲網、中国排除ではないなど、無理な言い訳をする。明らかに完全な裏切りである。まず、ここで中国にジャブ。そして、「NATO会合」に出席とまた中国を裏切ろうとしている。だから、中国は名指しで韓国の立ち位置を警告した。では、ここから中国がNATO会合にどのように反応したかを見ていく。
中国が先に警戒心を表した。23日の中国外務省の定例記者会見で、AP通信の記者が日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド首脳のNATO会議出席に対する中国の立場を尋ねると、汪文斌報道官は「NATOは冷戦の産物であり、米国が主導する世界最大の軍事同盟」とし「米国が覇権を維持して欧州の安保地形を操作するための道具であり、多くの民間人を殺して数千万人の罹災民をもたらした」と声を高めた。
中国の言い分はともかく、最後はおかしいだろう。いつNATOが多くの民間時を殺したのだ。さらに、数千万人の罹災民とか。まあ、そこに突っ込んでいたらNATOの歴史、云々になるので経済から離れてしまうので割愛する。
続いて「NATOは北大西洋の軍事組織だが、この数年間は力を誇示するためにアジア太平洋に移動している」とし「こうした動きは非常に危険であり、アジア太平洋地域と国際社会の強い反発を招く」と主張した。
でましたよ。アジア太平洋地域と国際社会で強い反発を招くとか。自分らが嫌だから、主語を大きくするいつもの中韓のやり方。世界は中国やロシアの脅威に対抗するために一致団結して動いているのだ。中国やロシアが土地や資源を巡って領土拡大の野心を膨らませている。小さな国はその侵略から身を守る必要がある。NATO会合だって、ウクライナ戦争を継続中のロシアへの対応が中心議題である。
これに先立ち中国は先月、韓国がNATOサイバー防衛センター(CCDCOE)に正式加入したことに対し、域内の葛藤を深める行為だと批判した。
それで、韓国は中国をさらに裏切る。明らか中国は韓国がNATOに関わるのを嫌がっていると。しかし、ここにアメリカが中国の主張を一蹴。
米国は中国の主張を一蹴した。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、中国が韓国のNATO会議出席に反対していることについて記者の質問を受けると、「韓国がどの会議に出席しようと中国に拒否権はない。我々は韓国の出席を期待している」と述べた。
言っていることは正論だ。しかも、韓国の出席を期待していると。いやあ、韓国さん。モテモテですね。アメリカは名指しで出席を期待されて、中国からは名指しで出席するなと言われている。どちらにしますか。
韓国経済の専門家の立場から述べれば、韓国は非情に「危ない橋」を渡ろうとしている。NATO会合首席は中国をさらに激怒させる。せっかく今年の初めに限韓令が解除されそうな雰囲気で、韓流やゲームなどのエンタメを中国に輸出許可をもらえそうな雰囲気となっていた。もっとも、その時、管理人はまず、韓国に飴を与えるところから始めたと述べたが。
しかし、ユン氏はウォン安で韓国経済が大ピンチ。米韓通貨スワップを締結しなければ、年内にウォンが1500超える恐れがでている。だから、できるだけアメリカに協力して、尻尾を振りたい。だが、中国がそれを容認するほど甘くないだろう。ユン氏のNATO会合出席は、痛い代償を払うことになるかもしれない。
中国から尿素輸出を止められるだけで韓国の物流は大混乱。中国が風邪を引けば、韓国経済が凍死する。このように、韓国経済が成り立たないほどの中国依存度で、中国を裏切る数々の行為。これも韓国が長年続けている蝙蝠外交の産物だ。どちらを選んでも、米中のどちらかを怒らせる。しかも、どちらも死活問題。ユン氏のお手並み拝見といったところだ。
それで、最後は日韓関係も見ておこう。NATO会合で、岸田総理とユン氏の会談が最終的にどうなったのか。まずは岸田総理の発言。
岸田文雄首相は25日夜、スペイン・マドリードでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席に合わせた日韓首脳会談の可能性について「これまでの日本の一貫した立場に基づいてどうするのか考えていきたい。まだ予定はない」と述べた。
25日の夜の時点でまだ決まっていない。つまり、会談予定はない。そして、26日の最新ニュースだと、韓国大統領府高官は「略式会談も開催されない予定だ」と述べている。つまり、首脳会談はおろか、立ち話などの略式会談もないと。完全に岸田総理側が拒否したと。
日韓通貨スワップの支援欲しさに「用日」にしようとしたら、日本の岸田総理から、まずは宿題をするのが先だと「牽制」されたわけだ。宿題とは主に、日韓慰安婦合意の履行による慰安婦像の撤去、徴用工問題での韓国側の解決策を指す。どちらもムン君によって、メチャクチャにされたものだ。
ユン氏は岸田総理に会う前に宿題を先にしろ。それが日本側が示した条件である。どちらにせよ。行動を伴わないで、日韓関係の改善だけを主張しても、日本側は信用していないと。韓国メディアは日韓関係改善を強調するも、首脳会談もないのに改善したとか。一般常識からしておかしいですよね。
中国と米国が韓国をはじめとするアジア太平洋国家のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議出席問題をめぐり神経戦を見せている。アジア太平洋地域はNATOの管轄圏でないという中国の主張に対し、米国は中国が関与することではないと受け返した。
中国が先に警戒心を表した。23日の中国外務省の定例記者会見で、AP通信の記者が日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド首脳のNATO会議出席に対する中国の立場を尋ねると、汪文斌報道官は「NATOは冷戦の産物であり、米国が主導する世界最大の軍事同盟」とし「米国が覇権を維持して欧州の安保地形を操作するための道具であり、多くの民間人を殺して数千万人の罹災民をもたらした」と声を高めた。
続いて「NATOは北大西洋の軍事組織だが、この数年間は力を誇示するためにアジア太平洋に移動している」とし「こうした動きは非常に危険であり、アジア太平洋地域と国際社会の強い反発を招く」と主張した。
汪報道官は「国家間の関係は第三者の利益を目標にしたり被害を及ぼしたりしてはいけない」とし「分離主義と対立を助長するすべての行動に断固反対する」と述べた。北大西洋に属さないアジア太平洋地域を引き込んで分裂を助長しているという批判だ。
これに先立ち中国は先月、韓国がNATOサイバー防衛センター(CCDCOE)に正式加入したことに対し、域内の葛藤を深める行為だと批判した。
米国は中国の主張を一蹴した。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、中国が韓国のNATO会議出席に反対していることについて記者の質問を受けると、「韓国がどの会議に出席しようと中国に拒否権はない。我々は韓国の出席を期待している」と述べた。
また「これは欧州とインド太平洋のグローバル安全保障が連結していることを見せている」とし「欧州に見られるように領土と主権に対する攻撃がインド太平洋でも起こり得るということだ」と中国に向けた発言をした。
カービー調整官は「韓国がその会議に出席することは重要だ」とし、今回の会議は太平洋でNATOと似たものを作ろうということではないと強調した。
29、30日にスペイン・マドリードで開催される首脳会議では、中国の影響力拡大に関するNATOの対応も議題に含まれている。韓国からはNATOの招請で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が出席する。
https://s.japanese.joins.com/jarticle/292516
韓国は
「我々は日韓関係を改善しようと努力しているのに、日本が交渉のテーブルについてくれない。」
「ニホンガー! キシダガー!!」
「日本は世界一の破廉恥国家だ。世界中に吹聴してやる。日本は謝罪しろ。賠償金もよこせ。」
「こうなったら、もうノージャパンだ。」
と、こんなところでしょう。毎度のパターンですね。
そういえば、イランへ70億ドルは返したのか?
約束は守らない、借りた金は返さない。他人の物を平気で盗む。嘘をつく。
こんな連中と交渉なんて最初から無理な話なんですよ。
会談???
いったい何を話すんだ?
日本にも大きなメリットがあるとかお得意の嘘をついて、韓国側が一方的に日本にお願いをするだけでしょ?
これまでの韓国の行動パターンから以下の展開が想像される。
NATO会合後、ユン君が中ゴキのペーさんから呼び出される。中ゴキは、韓国の最大の弱点は金融危機であることは熟知しており、ロシアと同様に締結した協定なんか守る気はないので中韓通貨スワップを打ち切るぞと脅す。そこでユン君が中ゴキ寝返れば、今度はアメリカからIPEFには台湾が参加すれば、韓国は必要ないと脅される。ユン君がアメリカにしっぽを振れば、中ゴキは、スワップ無効に加えて、貿易も不利になると韓国を脅す。日韓問題と同様に、韓国自らが招いたことなのに、なぜか日本が韓国とスワップを締結しなかったことが原因だと喚きだし、反日運動を煽る。