韓国証券 韓国企業で世界的有名なサムスン電子。以前はその稼ぎ頭はスマホだったのだが、ここ10年は半導体の生産や製造が急激に伸びた。しかし、近年、台湾のＴＳＭＣが圧倒的な強さを見せており、次世代半導体分野においてサムスン電子が苦戦することが騒がれている。

実際、どうなるかは知らないが、ここ10年で半導体はサムスン電子を代表する分野に急成長したの事実。ところが、その先の「ビジョン」がない。医療やら、バイオやらに最先端分屋に進出して新しい産業を成長させようという投資は毎年、行われているが、どれも半導体のように上手くはいっていない。

韓国経済の初心者さんに解説しておくと、サムスン電子の位置づけは韓国経済において単なる一企業ではない。こんな言葉が実際に存在する。サムスンが転けたら韓国経済が崩壊する。それだけサムスン電子というのは韓国人の誇りであり、サムスンだけが世界的有名なのだ。しかも、サムスン電子の時価総額はコスピの2割に達する。つまり、サムスン電子の株価が下落とコスピには相関関係がある。

だから、1年前のコスピのピークを3300のとき、サムスン電子の株は80000ウォンである。そして、6月20日現在、コスピが2400を割れたときのサムスン電子の株価は58700ウォンである。これも一年前より、約3割ほど下落していることがわかるだろう。

でも、半導体が絶好調じゃないか。何で、サムスン電子の株価は売られ続けるんだ？と管理人も思うわけだ。その理由が書かれているのが今回の記事だ。では記事を読んでおこうか。

金融情報会社のＦｎガイドによると、サムスン電子の４－６月期売り上げ見通しは７８兆１８２２億ウォン、営業利益見通しは１５兆２１２４億ウォンだった。前年同期比で売り上げは２２．８％、営業利益は２１．１％増えた数値だ。売り上げはこれまでの四半期売り上げで最も大きい規模だ。年間基準では売り上げが前年比１６．３％増の３２５兆２６１７億ウォン、営業利益が２１．７％増の６２兆８３２１億ウォンで、いずれも過去最高水準だ。

このようにサムスン電子の業績は売上げ、営業利益もいずれも過去最高水準。どう考えても株価が下がるような状況には思えない。しかも、前年同期比で売上げ22.8%、利益は21.1％も増加である。

でも、実際、ピーク時より3割下がっている。既に3割下がってるなら原因が必ずあるはずなのだ。韓国株バブルが崩壊。キャピタルフライトなどがあるが、それよりも、サムスン電子にも問題があるはず。専門家はどう見ているのか。

ＤＢ金融投資のオ・ギュジン研究員は「下半期の世界的なインフレにともなうパソコンとモバイルなどセット部門の不振でメモリー価格が下落するとみられ、短期的な懸念はあるが業績は良好なものとみられる」と話した。世界情勢の影響で５２週安値を記録しているが、現在の株価は厳しい業況をあらかじめ反映しているという説明だ。

株価は半年後や1年先の業績を見通す。世界的なインフレでメモリー価格が下落する予想から、株価はそれに反映していると。確かにこれなら納得だ。コロナ禍では、家で仕事をするテレワークといったものが急激に進んだことで、ノートパソコンやタブレットなどの需要が爆増した。だから、サムスン電子の業績も伸びたが、コロナ禍が落ち着いて、インフレとなればパソコンやタブレットなどの需要は減ると。

オ研究員は、サムスン電子の４－６月期の営業利益を１４兆９０００億ウォンとし、このうち半導体部門が１０兆３０００億ウォンを占めるだろうと予想した。データセンター用の需要増加によりメモリーの出荷が増え、価格も善戦し半導体の業績は好調を見せるだろうと説明した。市場調査会社ＤＲＡＭエクスチェンジによると、先月のＤＲＡＭ（ＰＣ用ＤＤＲ４　８Ｇｂ基準）固定取引価格は３．３５ドルで、前月の３．４１ドルに比べ１．８％下落したが、市場予想値の３～５％より下げ幅は小さかった。

このようにサムスン電子の営業利益の約7割は半導体が稼ぐ。つまり、半導体価格の下落はその営業利益に大きく影響するわけだ。だから、先月のＤＲＡＭ（ＰＣ用ＤＤＲ４　８Ｇｂ基準）固定取引価格は３．３５ドルと安くなってるも、株価下落の一因と。

スマートフォンとＰＣ・テレビ事業は振るわないものとみられる。有進投資証券のイ・スンウ研究員は「モバイルエクスペリエンス（ＭＸ）事業部は出荷量減少にともなう売り上げ下落、部品価格とドル高の影響で業績悪化が避けられず、テレビと家電なども需要低下とコスト負担増加から抜け出しにくいだろう」と分析した。イ研究員はサムスン電子の４－６月期の営業利益推定値をこれまでの１６兆３０００億ウォンから１５兆ウォンに引き下げた。

残り3割のスマホやＰＣ、テレビ事業はダメと。つまり、半導体以外はサムスン電子は儲かってないということだ。ええ？新しいギャラクシーが過去最大の売上げとか、聞いたことあるぞ。きっと気のせいだ。そのギャラクシーはスペック詐欺で消費者から訴えられていただろう。因みに最新ニュースだとテレビのベンチマークでも不正を行っていたとか。

その上で「サムスン電子は１－３月期の業績説明会で自信ある姿を見せたが、その間にインフレが高まり米国の０．７５％の大幅な政策金利引き上げが２８年ぶりに現実となった。現在のマクロ経済環境は前代未聞の状況」と指摘した。当分は上昇を見込みにくい状況という話だ。

サムスン電子も、アメリカの高インフレと利上げの影響で株価を大きく下げていると。さて、ここまではサムスン電子の話題だ。ここからはコスピが2400割れて何が起きたかを見ていく。それが精神科を訪ねる若者世代ということになる。

因みに何度も述べているが、管理人は経済を扱うサイトやチャンネルなので投資をするなとは言わないが、あくまでも自己責任であることを述べておく。くれぐれも韓国人みたいに低金利だから、借金して投資するようなことはやめたほうがいい。投資は余剰資金でやるものだ。後は初心者が信用買いや信用売りとリスクが天井知らずの方法もやめよう。

「買いは家まで。売りは命」という言葉がある。この意味は簡単だ。買いの損失は最悪でもゼロ（家）で済むが、売りは天井知らずなので、下手すると命まで失うてことだ。そして、韓国の若者は「精神科」に通うことになった。しかも、最初から面白い。突っ込みどころ満載だ。

「毎日株式市場が開く３０分前から胸騒ぎし始めます。欲を出さず他の人たちが買う銘柄にだけ投資しましたが株式のために私がこれほどおかしくなるとは思わなかったです」。

何を言ってるんだ？欲を出さずに他の人たちが買う銘柄にだけ投資した？株式のために私がこれほどおかしくなるとは思わなかった？ダメだ。最初から笑いが止まらない。いやいや、国債や社債とか買うならリスクが低いのを買うなら、3歩譲って欲を出さない投資として認めていいが、さすがに株を買って良く出さないとか言われてもな。

それで、欲を出さない株とは？皆、大好きサムスン電子だ。ここでようやく管理人が最初にサムスン電子株を見てきた理由が判明すると。そして、6万割れしたことでおかしくなってきたと。

会社員のホさん（３２）は最近精神健康医学科を訪ねて相談を受けたと放した。続く株価急落で投資損失が１０００万ウォン台に増え深刻な不安を感じたためだ。ホさんは「テーマ株や暗号資産は投機だと考え、安定した銘柄にだけ投資したが、信じていたサムスン電子の株価が５万ウォン台になる瞬間胸が締め付けられた」と話した。

1000万ウォンは日本円で約104万円である。うん。100万円程度の損失はざらだし、むしろ、この程度で精神科に通うぐらいなら、足を払った方がいいんじゃないか。高い勉強代だったと。因みに仮想通貨だとサムスン電子以上に酷いぞ。損失は数倍に膨らんでいたんじゃないか。

景気低迷による株式市場不況が続き精神的苦痛を訴える投資家が増加している。特に投資経験が多くない２０～３０代の新社会人を中心にうつ病やパニック障害など精神的苦痛を訴える人も少なくない。最近では韓国証券市場を代表する優良銘柄まで下落傾向を見せておりホさんのような事例が続出するとの見通しが出ている。

おかしい。韓国政府は今の今まで、輸出は過去最高、景気は回復していると主張してきたのに、「景気低迷」とあるぞ。コロナ禍で「できるだけ借金して投資」をする若者が急増して、その負債が他の世代より爆増したことを過去の記事や動画で取り上げた。信じていたサムスン電子がここまで下落したら、当然、追証が発生しているだろうな。

それで、うつ病やパニック障害など精神的苦痛を訴える人も少なくない。そう言われてもなあ。それも自己責任だよな。穏やかに暮らしたいなら投資をしなければいいだけだしな。次が重要だ。

医療界によると。株式投資損失によるストレスのため受診する２０～３０代の患者が増加している。先週ソウル市内のある精神健康医学病院では「株のため日常生活が大変だ」という内容の相談問い合わせが普段より２倍以上増えたという。ある精神健康医学専門医は「普通投資の失敗は本人の責任と考えるので病院まで訪れるケースは珍しいが、最近は全般的な経済状況に無力さを感じ相談を望む患者が増加している」と話した。

普通は投資の失敗は本人の自己責任。だから、精神科で相談するケースはレア。ところが、最近は全般的な経済状況に無力さを感じ相談を望む患者が増加している。つまり、韓国経済の危機的な状況を感じ取り、しかも、それを本人の力ではどうすることもできないと思っている患者が急増と｡正解だ。実際、韓国経済が良くなる兆しなんてない。むしろ、3年内で破綻する可能性の方が高い。

相対的に安定した優良株の株価まで急落し投資初心者の打撃は深刻な状況だ。韓国で時価総額１位であるサムスン電子は１７日に５万９８００ウォンで取引を終えた。サムスン電子の株価が５万ウォン台になったのは終値基準で２０２０年１１月から１年７カ月ぶりだ。昨年初めに９万ウォン台まで上がり１０万ウォン台への期待混じりの見通しまで出てきたが、再び５万ウォン台まで落ち込んだのだ。

サムスン電子の株価の推移が韓国株バブルの終焉を物語っている。10万ウォンから5万ウォンになった時点で、バブル崩壊が見えてきたと。

昨年初めに株式を始めたクォンさん（２９）は「サムスン電子は株式初心者の間では銀行積立金のような概念だ。そんな銘柄が半減したので夜も眠れないというのは当然だ」と話す。ある３０代の投資家は「朝起きて株式アプリを立ち上げること自体が途轍もないストレス」と吐露した。

もう、この時点でおかしい。どういう概念だよ。サムスン電子株が銀行の積立金？そんなわけあるか。まあ、業績好調なのに何で売られるの？と思って売らずに持っていて、追証が来てジ･エンドと。ちゃんとニュースを見とけよ。株価が下がる理由はでているじゃないか。

同様の苦痛を味わう投資家が匿名でオンラインに集まり互いに慰め合う現象も現れている。カカオトークのオープンチャットルーム「株式・ビットコインで失敗した人のための部屋」には１９日基準で７０人ほどの投資家が集まり各自の投資失敗経験を打ち明けた。チャットルーム開設者は「しんどくて来られたならよくいらっしゃいました」と他の投資家を励ました。

なんだろう。オレはこれだけ負けた。私はこれだけよと打ち明けて傷のなめ合いか。正直、そんなことしている時点で投資には向いてない。失敗談を語るならゲームだけにしておけ。管理人は風来のシレンが好きで失敗談を語る気持ちはわからなくもないが、投資の失敗談は語るだけ空しいものな。

ええ？全然違うって？そういうことです。ゲームの失敗談は笑える話だが、投資の失敗は笑えないのだ。ましてや、精神科に相談しても、むしろ、向こうが困るだろう。

昨年好況だった株式市場に不況が近づき投資経歴が短い２０～３０代にさらに大きな衝撃が加えられたというのが専門家らの分析だ。漢城（ハンソン）大学経済学科のキム・サンボン教授は「現在の２０～３０代は株式が下がるよりも上がるのを多く見てきた世代だ。財産を多く貯めることもできない状況でこうした状況を初めて経験するのでもっと大きな衝撃を受けるほかない」と診断した。

借金して投資するブームで、慌てて証券口座を開いて、サムスン電子なら、皆、買ってるから大丈夫。銀行積立金みたいなものだ。うわあ。ただのカモじゃないか。なんだろうな。本当、日本もそうだが、投資というものが何なのかを「教育」したほうがいいんじゃないか。

サムスン電子の株価が連日下落を続けている。２０日の終値は前営業日より１１００ウォン（１．８４％）の安値となる５万８７００ウォンを記録した。この２営業日連続で５万ウォン台となった。マクロ経済環境が悪化したことで市場では株価上昇幅を調整する動きが現れている。

金融情報会社のＦｎガイドによると、サムスン電子の４－６月期売り上げ見通しは７８兆１８２２億ウォン、営業利益見通しは１５兆２１２４億ウォンだった。前年同期比で売り上げは２２．８％、営業利益は２１．１％増えた数値だ。売り上げはこれまでの四半期売り上げで最も大きい規模だ。年間基準では売り上げが前年比１６．３％増の３２５兆２６１７億ウォン、営業利益が２１．７％増の６２兆８３２１億ウォンで、いずれも過去最高水準だ。

ＤＢ金融投資のオ・ギュジン研究員は「下半期の世界的なインフレにともなうパソコンとモバイルなどセット部門の不振でメモリー価格が下落するとみられ、短期的な懸念はあるが業績は良好なものとみられる」と話した。世界情勢の影響で５２週安値を記録しているが、現在の株価は厳しい業況をあらかじめ反映しているという説明だ。

オ研究員は、サムスン電子の４－６月期の営業利益を１４兆９０００億ウォンとし、このうち半導体部門が１０兆３０００億ウォンを占めるだろうと予想した。データセンター用の需要増加によりメモリーの出荷が増え、価格も善戦し半導体の業績は好調を見せるだろうと説明した。市場調査会社ＤＲＡＭエクスチェンジによると、先月のＤＲＡＭ（ＰＣ用ＤＤＲ４　８Ｇｂ基準）固定取引価格は３．３５ドルで、前月の３．４１ドルに比べ１．８％下落したが、市場予想値の３～５％より下げ幅は小さかった。

スマートフォンとＰＣ・テレビ事業は振るわないものとみられる。有進投資証券のイ・スンウ研究員は「モバイルエクスペリエンス（ＭＸ）事業部は出荷量減少にともなう売り上げ下落、部品価格とドル高の影響で業績悪化が避けられず、テレビと家電なども需要低下とコスト負担増加から抜け出しにくいだろう」と分析した。イ研究員はサムスン電子の４－６月期の営業利益推定値をこれまでの１６兆３０００億ウォンから１５兆ウォンに引き下げた。

その上で「サムスン電子は１－３月期の業績説明会で自信ある姿を見せたが、その間にインフレが高まり米国の０．７５％の大幅な政策金利引き上げが２８年ぶりに現実となった。現在のマクロ経済環境は前代未聞の状況」と指摘した。当分は上昇を見込みにくい状況という話だ。

Ｆｎガイドによると、証券会社はこの日サムスン電子の平均適正株価をこれまでの９万３６１９ウォンから９万１３８１ウォンに調整した。

一方、サムスン電子は２１日から主要経営陣と役員、海外法人長などが参加する上半期経営戦略会議を開く。デバイスエクスペリエンス（ＤＸ）部門は２１～２３日に水原（スウォン）本社で、半導体（ＤＳ）部門は２７～２９日に華城（ファソン）事業所でだ。

https://japanese.joins.com/JArticle/292334?servcode=300&sectcode=310

「毎日株式市場が開く３０分前から胸騒ぎし始めます。欲を出さず他の人たちが買う銘柄にだけ投資しましたが株式のために私がこれほどおかしくなるとは思わなかったです」。

会社員のホさん（３２）は最近精神健康医学科を訪ねて相談を受けたと放した。続く株価急落で投資損失が１０００万ウォン台に増え深刻な不安を感じたためだ。ホさんは「テーマ株や暗号資産は投機だと考え、安定した銘柄にだけ投資したが、信じていたサムスン電子の株価が５万ウォン台になる瞬間胸が締め付けられた」と話した。

景気低迷による株式市場不況が続き精神的苦痛を訴える投資家が増加している。特に投資経験が多くない２０～３０代の新社会人を中心にうつ病やパニック障害など精神的苦痛を訴える人も少なくない。最近では韓国証券市場を代表する優良銘柄まで下落傾向を見せておりホさんのような事例が続出するとの見通しが出ている。

◇「信じていたサムスン電子まで…眠れない」

医療界によると。株式投資損失によるストレスのため受診する２０～３０代の患者が増加している。先週ソウル市内のある精神健康医学病院では「株のため日常生活が大変だ」という内容の相談問い合わせが普段より２倍以上増えたという。ある精神健康医学専門医は「普通投資の失敗は本人の責任と考えるので病院まで訪れるケースは珍しいが、最近は全般的な経済状況に無力さを感じ相談を望む患者が増加している」と話した。

相対的に安定した優良株の株価まで急落し投資初心者の打撃は深刻な状況だ。韓国で時価総額１位であるサムスン電子は１７日に５万９８００ウォンで取引を終えた。サムスン電子の株価が５万ウォン台になったのは終値基準で２０２０年１１月から１年７カ月ぶりだ。昨年初めに９万ウォン台まで上がり１０万ウォン台への期待混じりの見通しまで出てきたが、再び５万ウォン台まで落ち込んだのだ。

昨年初めに株式を始めたクォンさん（２９）は「サムスン電子は株式初心者の間では銀行積立金のような概念だ。そんな銘柄が半減したので夜も眠れないというのは当然だ」と話す。ある３０代の投資家は「朝起きて株式アプリを立ち上げること自体が途轍もないストレス」と吐露した。

同様の苦痛を味わう投資家が匿名でオンラインに集まり互いに慰め合う現象も現れている。カカオトークのオープンチャットルーム「株式・ビットコインで失敗した人のための部屋」には１９日基準で７０人ほどの投資家が集まり各自の投資失敗経験を打ち明けた。チャットルーム開設者は「しんどくて来られたならよくいらっしゃいました」と他の投資家を励ました。

◇株式好況だけ体験した２０～３０代に衝撃

昨年好況だった株式市場に不況が近づき投資経歴が短い２０～３０代にさらに大きな衝撃が加えられたというのが専門家らの分析だ。漢城（ハンソン）大学経済学科のキム・サンボン教授は「現在の２０～３０代は株式が下がるよりも上がるのを多く見てきた世代だ。財産を多く貯めることもできない状況でこうした状況を初めて経験するのでもっと大きな衝撃を受けるほかない」と診断した。

こうした現象に対しサムスンソウル病院精神健康医学科のホン・ジンピョ教授は「投資経歴が長い既成世代は前にも株式が急落するのを体験したので動揺しないかもしれないが、２０～３０代はそうした状況ではない。投資損失を投資で埋めようとする無理な試みよりは家族に失敗を打ち明けたり他の日常活動にもっと注意を払うようにする努力が必要だ」と助言した。

https://japanese.joins.com/JArticle/292286