それでは今週の激動だったウォンを市場をいつものように振り返ろう。既に何度も伝えているが、アメリカのまさかの0.75%の利上げで韓国市場は阿鼻叫喚となった。
ウォンは1300目前まで到達。コスピは2400割れ。この時点で、その衝撃のすさまじさがわかるが、でも、まだ始まりに過ぎないのだ。少なくともFOMCは4回の利上げを残している。この意味がわかるな?まだようやく半分なのだ。残り半年、韓国経済は生き延びることができるのか。
それではチャートをどうぞ。
まず、13日の開幕は1280ウォンである。既にアメリカが0.75%の利上げをするかもしれないのは5月の米消費者物価指数が8.6%と高インフレであったことから市場は織り込んでいく。だから、今週の前半は1290の防衛線となった。
そして、次の日に1294ウォンまで落ちて、そこから韓銀砲で1290を奪還しているが、どう見ても劣勢である。17日のお昼には1282ウォンまで上げる。
愛犬のジョニーも今週はウォンを見ても悲しんでばかり。だが、韓銀は諦めていない。なんと、16日には1278ウォンまで超韓銀砲であげている。しかも、0.75%利上げ発表の当日だ。これはアメリカの長期金利が下がったこともあるが、だが、アメリカの景気後退懸念でダウが暴落。そのままウォンも1290台へ戻ってくる。やはり、フルボッコだ。
さらに、17日の0時頃には1296ウォンと年内最安値を更新。そこから必死に韓銀砲で介入。しかし、介入しなければウォンは下がる情勢。結局、18日の朝の6時は1291.24で終わる。
来週も引き続き、1300攻防戦が予想される。