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韓国経済 金融危機級の危機か…韓国政府が「5%台の物価上昇」警告-0.25%利上げで政策金利が1.75%に!

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韓国経済 管理人は何度も韓国経済危機はリーマン時クラスだと述べてきたわけだが、5月に入ってようやく韓国メディアや韓国政府がそれを認識したというのか。認識せざるを得なくなったというのか。どちらにせよ。既に楽観論は消えつつある。特に韓国で急上昇し続ける消費者物価やウォン安が極めて深刻な事態を引き起こす。

今回は消費者物価についてだ。まず、韓国政府が消費者物価が5%台になる可能性があると警告した。しかも、これは2008年の金融危機以来14年ぶりと。

5%ですか。単純に考えて1年前より、物が5%高くなっていると。でも、所得は上がらない。そもそも、金融危機で消費者物価は上がったのもウォン安が大きな原因だ。韓国は原材料・エネルギーなどを輸入して、製品を組み立てて世界中に販売している。いわゆる「組み立て国家」だ。だから、原材料価格がウクライナ戦争などで高騰すれば、それの影響をもろにうける。

方基善(パン・ギソン)企画財政部第1次官は26日、経済関係次官会議で「グローバルサプライチェーン不安定、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、コロナ以降の需要回復により全世界的にインフレーション(高物価)が広がっている。韓国も例外でない」

ここで重要なのは全世界がインフレに動けば、韓国輸出にとって不利だということ。商品の値段が高くなれば消費者は財布の紐をきつく閉めてしまうだろう。そして、このインフレをなんといったか。覚えているだろうか。そう、「コスト・プッシュ・インフレ」だ。

原材料費などコストの上昇が原因で発生するインフレのこと。 もう一つは人手不足で賃金が高騰した場合も、コストプッシュインフレの原因となる。もちろん、前者であるが後者も関係する。

これは世界中に起きている現象で、韓国もそうだが、日本でも例外ではない。この先、コスト・プッシュ・インフレは経済紙ではよく出てくる言葉だと思われる。それで、韓国は来週に発表される5月の消費者物価指数が5%になるかもしれないと。仮に5%なら管理人の予測通りの高インフレになる。

次に昨日、サイトの読者さんや、視聴者さんも突っ込んでいたが、韓銀がこのインフレや外資撤退に対抗するため、政策金利を0.25%引き上げた。ここが大事なので読んでおく。

14年ぶりに訪れた高物価危機に韓国銀行(韓銀)は政策金利引き上げで対応した。韓銀金融通貨委員会は26日、政策金利を年1.5%から1.75%へと0.25%引き上げた。先月に続いて2カ月連続で0.25%引き上げる「速度戦」に入った。

このように0.25%引き上げたと。でも、これは悪手と管理人は考えている。政策金利0.25%程度では、韓国の高インフレはそのまま持続すると見ている。アメリカがどうして一気に0.5%の利上げに踏み切ったか。物価上昇を抑えたいからだ。

しかも、昨日、利上げ発表後の市場の動向をチェックしていたが、ヘッジファンドからすれば想定内過ぎてウォン安は止まらなかった。韓銀が政策金利を上げてくるのは当然。問題は0.25%か、0.5%のどちらかになるかだった。それで、0.25%と消極的で韓銀は先手を打たなかった。しかし、来月、アメリカが0.5%利上げするかもしれない。現在米国の政策金利は年0.75%~1%である。

このままだと韓国と米国の金利差がどんどん縮小して、いつしか最悪のシナリオである米韓金利差逆転の事態となる。そうなればもう韓国に外資が投資する意味がなくなるので続々と撤退する。ウォン安・株安・債券安・輸入物価上昇など最悪のフルコンボが待っている。

今まで先手で金利を上げてきた韓銀が、自国の借金増加に足下を見られて弱腰となった。そもそもリーマン時危機なのに政策金利が1.75%だぞ。これから韓国経済は後退局面に入っているのに、金利がどんどん上がるのだ。金を貸す方は嬉しいが、借りる方は金利が高くなれば借りにくくなる。株式投資も減る。消費も減る。その結果、ますます景気が後退する。

政府の動きも慌ただしい。5月の消費者物価上昇率統計発表に合わせて来週、民生安定対策を発表する予定だ。方次官はこの日の会議で「インフレから民生を守ることこそが今の経済チームに与えられた最優先課題」とし「すぐに実行できる課題を中心に民生安定対策を用意している。部処間の協議を迅速に終え、来週初めには発表できるようにする」と明らかにした。

これはユン氏が就任前いわれてきたこと。まずはユン氏の課題は物価上昇を抑えるための経済対策に乗り出すこと。でも、韓国側が主な原因でインフレが加速しているわけではない。だから、極めて物価安定させるのは難しいといえる。韓国メディアもそれを理解している。

このような韓銀・政府の対応も「物価ショック」を落ち着かせるには力不足だ。ウクライナ情勢、サプライチェーン問題、国際穀物需給不安定など外部要因の影響があまりにも大きく、短期間に解消される問題でもない。

これこそ、韓国経済における最大の問題点。韓国経済の根幹である、経済のファンダメンタルズの弱さが露呈している。つまり、韓国経済は良い意味でも、悪い意味でも、外部要因に影響を受けやすい経済構造だということ。世界中が高インフレになればなるほど、韓国の貿易は苦しくなる。消費が落ち込むからだ。既に世界経済の成長速度が何度か下方修正されているのは取り上げた。さらに、問題なのは高インフレが持続するかてこと。

すでに米国・欧州など主要国の消費者物価上昇率は1970-80年のオイルショック以来30-40年ぶりの最高値となっている。韓国も高物価・高金利現象が長期化するという見方がある。

世界中が高インフレに見舞われる中、韓国もそれに伴いインフレが加速して、さらに高金利とならざるを得ない。だが、そうなれば景気はますます後退するので、それが消費に大きく影響する。

一部ではコロナ禍での規制がなくなり、自営業者が息を吹き返したという報道もあるが、忘れてはならないのが彼らはユン氏から多額の補助金を受け取ったあと、9月末に元本・利払い凍結が解除されるてことだ。その頃に政策金利がどこまで上がってるのか。借金を返すために借金する自転車操業も金利が高いと使えない。

KB証券のイム・ジェギュン研究員は「韓国もスタグフレーション(景気低迷の中での物価上昇)の懸念が強まっている」とし「物価が強く懸念されるため(韓銀は)7-9月期および10-12月期にも1回ずつ追加利上げに踏み切るとみられ、7月の連続利上げの可能性も排除できない」と予想した。

相変わらずだな。スタグフレーション懸念ではない。すでにスタグフレーションなのだ。だから、0.25%ずつの利上げではアメリカに追い越される。もっとも、そのアメリカも高いインフレ・利上げの影響で景気好調から一気に景気後退まで飛びそうな気配だが。

後、中国のコロナ動向による都市封鎖解除も韓国経済にとっては重要だ。速ければ6月辺りから動き出すようだが、正常化するのはまだ先だろう。

ウォン動向については既に1292ウォンまで一時的に下げられて、米国債砲でなんとか1260付近までに戻したわけだが、これも米金利差が縮まって行けば1300どころでは止まらない。

まあ、1300以降が6月になるのか。7月以降になるかは知らないが、今年の韓国経済はリーマン時クラスの危機なので、米韓スワップ、日韓スワップもなくて、どうやってこの最大の経済危機を乗り越えるのか大いに注目していただきたい。他にも米中対立における韓国の板挟みという変動リスクも多々ある。

韓国政府が消費者物価上昇率が5%台になる可能性があると警告した。5%以上になれば2008年の金融危機以来14年ぶりだ。

方基善(パン・ギソン)企画財政部第1次官は26日、経済関係次官会議で「グローバルサプライチェーン不安定、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、コロナ以降の需要回復により全世界的にインフレーション(高物価)が広がっている。韓国も例外でない」とし「一部では来週発表される5月の消費者物価上昇率が4月の水準を越えて5%台になるという見方もある」と述べた。

先月4.8%と13年半ぶりに最高値となった消費者物価上昇率(前月比)が今月さらに上がるという政府の見通しがあった。物価上昇率が5%を上回ったのは、米サブプライムモーゲージ(非優良住宅担保貸出)問題に原油高までが重なった2008年が最後だ。

14年ぶりに訪れた高物価危機に韓国銀行(韓銀)は政策金利引き上げで対応した。韓銀金融通貨委員会は26日、政策金利を年1.5%から1.75%へと0.25%引き上げた。先月に続いて2カ月連続で0.25%引き上げる「速度戦」に入った。

政府の動きも慌ただしい。5月の消費者物価上昇率統計発表に合わせて来週、民生安定対策を発表する予定だ。方次官はこの日の会議で「インフレから民生を守ることこそが今の経済チームに与えられた最優先課題」とし「すぐに実行できる課題を中心に民生安定対策を用意している。部処間の協議を迅速に終え、来週初めには発表できるようにする」と明らかにした。

このような韓銀・政府の対応も「物価ショック」を落ち着かせるには力不足だ。ウクライナ情勢、サプライチェーン問題、国際穀物需給不安定など外部要因の影響があまりにも大きく、短期間に解消される問題でもない。

2000年代に入って消費者物価上昇率が5%を超えた期間は2001年5-6月、2008年6-9月の2回だ。国際原油価格の急騰に国内農畜産物価格の上昇までが重なって表れた一時的な物価危機で、長くて2、3カ月だった。

しかし今回は違うという警告の声があちこちから出ている。すでに米国・欧州など主要国の消費者物価上昇率は1970-80年のオイルショック以来30-40年ぶりの最高値となっている。韓国も高物価・高金利現象が長期化するという見方がある。

KB証券のイム・ジェギュン研究員は「韓国もスタグフレーション(景気低迷の中での物価上昇)の懸念が強まっている」とし「物価が強く懸念されるため(韓銀は)7-9月期および10-12月期にも1回ずつ追加利上げに踏み切るとみられ、7月の連続利上げの可能性も排除できない」と予想した。

https://japanese.joins.com/JArticle/291500?servcode=300&sectcode=340
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リサちゃん
2022年5月27日 10:05

韓銀、年内に2.5%まで利上げ示唆
ttp://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/05/27/2022052780767.html

>李昌ヨン韓銀総裁は年末まで政策金利を年2.5%まで引き上げる可能性を示唆した。
>消費者物価上昇率は5月は5%を超えるとみられる。

李総裁はIMFアジア太平洋局長を務めた人だから任せておけば大丈夫じゃないの、知らんけど、ホジホジ

ライダイハン
2022年5月27日 12:42

アメリカは、年内3%の可能性があるので、早ければ7月にも米韓で政策金利が逆転する。韓国が利子の支払い増加を恐れて、利上げを渋ってしまえば、ウォンニャスが進み、1270⇒1400になれば、韓国の物価が現在よりもさらに10%以上上昇することに繋がる。そうなれば、国内経済は目も当てられないくらい後退が進み、さらにウォンニャスを加速させることになる。
それにしても、本日の韓銀砲の威力は強烈(1253)。完全にマーケットの意向に反している。

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