韓国経済危機 【韓国経済５重苦】同時多発「複合危機」に直面-パーフェクトストームに襲われるのも韓国側に解決策がない

韓国経済危機 今回の記事は韓国の複合的な危機というものを取り上げたものだが、韓国メディアは良くパーフェクトストームという言葉を使う。韓国経済5重苦というタイトルは管理人が付けたものではない。まずは一体、どういった複合危機として認識されているのか。

延世大のキム・ジョンシク経済学科教授は「韓国経済が貿易赤字と不動産バブル、利上げなど多重衝撃に露出した状況」と述べた。漢陽大のチョン・ヨンジュン経済金融学部教授は「急激な金利上昇で債務不履行の世帯が増えれば、金融危機の前兆になりかねない」と懸念を表した。

これを見れば、まず、1番目が貿易赤字。2番目が不動産バブル、3番目が利上げ。さらに4で韓国の借金。最後はウォン安である。あれ？物価上昇＋景気後退（スタグフ）があるから6つじゃないのか？いやいや、そもそも米中の板挟みも入れたら7つだな。

5重苦どころか7重苦じゃないか。ああ、ムン君の隠された負の遺産もあるな。他にもあげたら韓国の製造業や正規社員の雇用減少などもあるが、ちょっと、韓国さん、どれも解決が難しそうなものが山積みされていませんかね。

しかも、韓国側がどうにかすれば対応できるものが不動産バブルぐらいしかない。他の6つについては韓国さんはまさにパーフェクトストームが過ぎ去るのを待つしかないてことだ。最も、今、待ってられるほど韓国経済に余裕があるのか。既に米国債を売却して為替防衛しているのは相当､追い詰められているわけだ、

また、21日に開催された米韓首脳会談でも、アメリカに米韓スワップ要求をしたのに普通に拒否された。韓国メディアやその専門家らが毎日、スワップ、スワップ､スワップと連呼したにもかかわらずだ。為替スワップすらない。もう、ドルの調達手段が米国債売却やサムスンからてに入れるしかない。

アメリカの利上げだって､まだ実際の2回で0.75％だ。年に6回、7回あるとか言われてるので、まだまだ序盤だ。それで、韓国の経済専門家がどう見ているのか。

韓国経済が「パーフェクトストーム」（複合的な危機）に直面している。中央ＳＵＮＤＡＹが９－１６日、主要企業と経済・経営学専攻大学教授など５０人を対象に実施したアンケート調査の結果、回答した４６人全員が現在を「複合危機状況」と診断した。

50人中46人が複合危機状況と診断したそうだ。遅いな。管理人が韓国経済危機が深刻化すると予測したのは昨年のことだ。そもそも、韓国経済はコロナ禍という特殊な状況での財政の大幅出動によって延命したに過ぎない。だが、延命しても状況が改善したわけではないので、結局はコロナ禍が終われば危機が到来していると。爆増した韓国の借金を見れば、むしろ、追い詰められている。

だから、管理人のアドバイスはこうだ。さっさとデフォルトしてやり直せと。病気というのは深刻化しないうちに治療した方が将来的にはいい。これは経済も同じことがいえる。全く体力がない状態でデフォルトしたら、それから経済を復興させるのに長い時間がかかる。

たまにチャンネルの視聴者さんが勘違いしていることがあるが、韓国経済がデフォルト（債務不履行）に陥っても、韓国が消滅するわけではない。単に2度目のIMFに並ぶか。輸入でニコニコ現金払いになるとか。ハイパーインフレに襲われるなど。その程度だ。

そもそも、1997年のアジア通貨危機で韓国は一度､デフォルトしてIMFの管理下に置かれた。でも、韓国はなくなっていない。だから、管理人のチャンネルである韓国経済危機特集は最終回を迎えるわけでもない。韓国が存在する限り、韓国は10年に一度は経済危機を迎えるのだ。アジア通貨危機の後は､リーマンショック。そして、3度目は今である。

それで、管理人が注目しているのはこの韓国経済危機を本当に乗り切れるのかだ。2度目のリーマンショックは米韓通貨スワップ協定、日韓通貨スワップ協定などの日米の支援で乗り切った。しかし、3度目にはそれがない。既に2度目のリーマン時より、酷い経済状況なのに何もない。米国債に手を付けている時点で、よほど追い詰められた決断であることは明白だ。

仮に米国債1000億ドルが最後の介入資金だとすれば、このままいけば数年でなくなってしまう。それまでに状況が変わる保証はどこにもない。むしろ、悪化してる可能性の方が高い。だから、韓国経済の専門家である管理人は「デフォルト」をオススメする。3度目の危機を奇跡的に乗り切っても､4度目の危機が到来するのは目に見えてるのだ。それなのに、専門家はこうだ。

回答した専門家の５６．５％は尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権の最優先経済課題に経済成長と雇用拡大を選んだ。規制緩和と税金減免などで成長の動力から生かすことが複合危機を打開する最初のボタンという提言だ。

このように全く的外れな見解を述べている。もう、韓国に経済成長や雇用拡大なんて望めないのだ。輸出のピークは2021年で過ぎだった。頼みの綱の半導体も、台湾勢が圧倒的。その差は拡大するばかり。しかも、アメリカのサプライチェーン強化、IPEFやチップ4参加などで、中国に半導体輸出ができなくなれば、その半導体の売上げも激減。韓国の輸出はますます苦境に立たされる。

韓国はこれから低成長時代を迎える。スタグフ＋借金が増えすぎて消費も萎縮する。国家財政も火の車でいつまでもばらまきを続けられない。それなのに税金減免などといった愚策の提案をする。

もう、韓国経済はそんな普通の対応で助かる次元でないことを理解していない。米韓スワップがなしになった以上、政策金利の大幅引き上げ。大増税という荒療治が必要なのだ。しかし、今のユン氏の51％程度の支持率ではその方向に舵を取れば国民から総批判を受けて追い込まれる。そもそも、野党がいなければ何も決められない少数与党。大増税なんてすれば、次の選挙で惨敗が確定。だから、まず無理の話だ。

では、無理だからと今のばら撒き路線を続けられるのか。しかし、そのうち限界が来るだろう。荒療治ができない以上、韓国経済がデフォルトする運命からは逃れられない。

もちろん、気持ちはわかるんだ。もう、レジェンド、ムン君の負の遺産が絶大すぎて、韓国経済を立て直すのは無理だから､「今日でデフォルトします」なんて、国民が納得するはずないからな。なんとか延命しようとするだろう。でも、延命しても問題は解決しない。むしろ、悪化していると上で述べた通りだ。

管理人は無理ゲーをどう攻略してくれるかを、自分の予測と分析を踏まえながら、毎日、記事更新と動画化しながらサイトの読者さんや視聴者さんとチェックしていくだけだ。

韓国の４月の消費者物価上昇率は４．８％で、１３年６カ月ぶりの最高値となった。物価上昇はしばらく続く見通しだ。

韓国銀行（韓銀）によると、消費者物価の先行指標の生産者物価指数は１年前に比べ９．２％上昇した。１２日の為替レートは１ドル＝１２８８．６０ウォンと、１２年１０カ月ぶりのウォン安ドル高水準となっている。物価も為替レートも２００８年の金融危機以来の水準だ。

それだけではない。韓国は政府も家計も負債に苦しんでいる。昨年末の家計の負債は１８６２兆ウォン（約１８７兆円）と、２０１３年（１０００兆ウォン）の２倍近い。国家債務は９６７兆ウォンで、２００８年（３０９兆ウォン）の約３倍だ。

さらに世界的なサプライチェーン問題などでスタグフレーション（不況の中での物価上昇）が現実化している。国際通貨基金（ＩＭＦ）は今年の世界経済の成長率予測値を従来の４．４％から３．６％へと０．８ポイント下方修正した。

韓国経済が「パーフェクトストーム」（複合的な危機）に直面している。中央ＳＵＮＤＡＹが９－１６日、主要企業と経済・経営学専攻大学教授など５０人を対象に実施したアンケート調査の結果、回答した４６人全員が現在を「複合危機状況」と診断した。

延世大のキム・ジョンシク経済学科教授は「韓国経済が貿易赤字と不動産バブル、利上げなど多重衝撃に露出した状況」と述べた。漢陽大のチョン・ヨンジュン経済金融学部教授は「急激な金利上昇で債務不履行の世帯が増えれば、金融危機の前兆になりかねない」と懸念を表した。

回答した専門家の５６．５％は尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権の最優先経済課題に経済成長と雇用拡大を選んだ。規制緩和と税金減免などで成長の動力から生かすことが複合危機を打開する最初のボタンという提言だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/291290?servcode=300&sectcode=300