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尿素水不足 韓国の尿素水不足が「NYT」にデビュー!ー世界中で始まる「尿素争奪戦」も中国依存が原因。中国は時代を先取り

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尿素水不足 管理人が作成した動画42本のうち、28本は韓国の「尿素水不足」を徹底的に取り上げてきたのだが、今回で尿素水不足シーズン2がファイナルを迎える。そして、シーズン3は韓国から始まった「グローバル尿素水不足」を取り上げる予定だ。つまり、シーズン2を終わらせるほど今回の記事は衝撃的な内容なのだ。前置きはこのくらいにして心して読んで欲しい。

昨日、韓国の尿素水不足がついにアメリカのニューヨークタイムズで報道されたという韓国メディアの記事を見つけた。そして、そこには驚くべき内容が書かれていた。記事には「グローバル尿素不足事態は今は始まりに過ぎない」と。米、ニューヨークタイムズの報道については動画内で詳しく取り上げるので、まずは韓国メデイアの記事を見ていこう。

最初、韓国が尿素水不足事態の急な火は消えているが、グローバル尿素大乱はもう始まるだけだと米国のニューヨークタイムズが報道しているとあるが、いつ、韓国の尿素水不足が解消されたんですかね。まだ続行中ですよね?尿素水買うのに「制限」かけて、在庫があるガソリンスタンドをアプリで検索しないと買えないですよね。そもそも、在庫が品切れになっている時点で嘘である。

それで、「今日の尿素水」のマップで12月8日も尿素水の在庫を調べたのだが、やはり、在庫がゼロだったり、少ないところがたくさんある。中には在庫が豊富に余っている地域もあるが、地域毎に供給する量が異なるのか。それとも、必要な人数が多いのかは定かではないが、明らかに在庫豊富とは言いがたい。

記事では韓国の尿素水不足だけではなく、インドやイギリスの状況について取り上げている。ただ、インドについて農業用の肥料に使う「尿素」が足りないという記事だが、イギリスの場合は炭酸飲料の泡がなくなることを心配しているとか。

ただ、この記事で重要なのは「食料価格が世界的に急騰するかどうかという」大きな問題である。世界銀行のエコノミスト、ジョン・バフェス氏は、農民は現在の収穫期の肥料価格をすでに大幅に固定していると信じていると。彼は「石炭価格と天然ガス価格が現在の水準にとどまっているとすれば、確かに食料価格は高くなるだろう」と述べた。「それについては疑問の余地はありません。」

これは管理人が懸念している輸入物価の上昇の話だ。尿素が農業用の肥料に使われることは何度か述べたが、実際、韓国の「尿素水不足」の背景は中国の尿素輸出規制にあった。だが、輸出規制したのは何も韓国だけではない。インドもそうだし、日本だってそう。そして、石炭や天然ガスなどの資源価格が高騰している状況が来年以降も続くなら、肥料価格が高騰する。

尿素、尿素水はこれだけ我々の生活に大きく影響するものだった。管理人は韓国の尿素水不足を特集してきて、尿素や尿素水がどれだけ横の繋がりが広いかを思い知らされた。物流大乱だけではない。救急車や消防車なども尿素水がないと走らない。農業の肥料として食糧問題にも関わる。火力発電にも尿素水を使うので電力危機。セメントなどの工事現場での重機も尿素水がないと動かない。

シーズン2の終わりとして今回の記事は非常に相応しい。それだけ多くの問題を「尿素不足」は抱えている。しかも、それは連鎖的に繋がっている。コロナ禍での需要増による資源の高騰から始まり、尿素が世界の食糧品価格を押し上げるのだ。

ある意味、韓国は「世界の中心」だと管理人は述べていたわけだが、それは尿素不足を先行して味わうという意味にもなった。でも、韓国さんはもう、「車両用・産業用・農業用を6ヶ月分以上の尿素」を確保したそうなので安心ですよね?だから、管理人は韓国については何の心配もしてない。

以上。シーズン2はこれで終わるが、次回は「シーズン3」として再スタートする。やることは変わらないですけどね!

韓国が尿素水不足事態の急な火は消えているが、グローバル尿素大乱はもう始まるだけだと米国のニューヨークタイムズ(NYT)が6日(現地時間)報道した。

韓国でかつてトラック運転手がエンジンを切らなければならないなど、尿素水の波乱が起きたのに続き、インドでも尿素不足で農民たちが泣いている。イギリスでも尿素大乱が起きている。

肥料として使われる尿素不足で、国連食糧農業機構の食料価格指数はすでに2011年以降最高値に上がった。

尿素価格が急騰している理由は、原材料である天然ガスと石炭価格が急騰しているためだ。尿素は天然ガスと石炭から抽出して作られています。

ところが、コロナによる物流大乱などで、最近天然ガスと石炭価格が急騰している。価格急騰で採算性が合わないため、各国で尿素生産を中断している。

このような状況で、尿素の最大生産国である中国とロシアが自国農民に尿素を先に供給するために尿素輸出を制限している。

ハリケーンが8月に米国湾岸沿岸を襲った時、米国の大型化学工場が稼働を中断したのも価格上昇に影響を及ぼしている。

このような要因は、1日の朝に改善することができる問題ではありません。

特に最大の問題であるグローバル物流大乱が改善される兆しがない。雪上の家で最近、オミクロンの変異が窓口になっており、グローバル物流大乱がさらに悪化する可能性がある。

自国農民を優先視する中国の供給も不安定で、グローバル尿素不足事態は今は始まりに過ぎないとNYTは展望した。

https://www.news1.kr/articles/?4515403

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