韓国物流危機 韓国の尿素水不足の動画でコメント確認していたら、塩化カリウムについて取り上げて欲しいというのがあったのだが、おそらく、管理人は「塩化カルシウム」のことだと思う。名前が似ているのだが、塩化カリウムと塩化カルシウムは別物である。これについてまずは整理しておこう。
1.塩化カリウム:化学式 KCl で表されるカリウムの塩化物で、結晶格子は塩化ナトリウム型構造をとる。工業的には塩加、塩化加里、塩化カリ。食卓塩および食物に含まれるため日常的に摂取されている。
2. 塩化カルシウム:化学式 CaCl2 で示されるカルシウムの塩化物。CAS登録番号は10043-52-4。式量は110.98。二水和物、四水和物、六水和物として存在するが、薬品として、二水和物CaCl2・2H2O(式量 147.01)がよく使用される。
このように塩化カリウムと塩化カルシウムは別物。今、韓国が中国依存で第2の尿素水と取り上げられているのは「塩化カルシウム」のことである。だから、塩化カルシウムの「用途」について解説しよう。
塩化カルシウムは、除湿剤、融雪剤、豆腐用凝固剤、食品添加物に使用される。水に溶けやすく (82.8 g/100 g)、水溶液の凝固点が低くなる(凝固点降下)。この性質を利用して、スケートリンクの冷媒として飽和水溶液を用いる。
これは、尿素水よりも知っている人は多いと思うが、日本国内でも冬前に急カーブや、急勾配、橋梁など道路の各所に塩化カルシウムを入れた容器が置いているのをご存じだろう。これは積雪や凍結などで路面が危険な状態にならないように、通行者が自主的に撒布することができるようになっている。
つまり、韓国の尿素水不足がなんとか解決しても、塩化カルシウムがなければ今度は凍結や積雪で路面がツルツルになってしまえば、事故が多発しかねないわけだ。ここまで記事を読む前に知って欲しい前提知識だ。ここからは記事を整理する。
■塩化カルシウムの最新情報
1.塩化カルシウムは中国依存度が99%を超えている上、価格が急騰していることもあり市場でも入手することができないという事態が相次いでいる 。
2. ことしは例年より厳しい冬が予想され、塩化カルシウムの需要が急増する可能性を指摘。
3. 韓国道路公社の2021年下半期~22年上半期の塩化カルシウムの備蓄量は2万217トン
4. 道路公社側は、政府の備蓄が別途にあって、足りなければすぐ購入できるという立場。
5. 今年7月までは1トン当たり19万~20万ウォン(約1万8000~1万9000円)だったのが、最近35万~40万ウォン(約3万4000~3万9000円)に急騰した上、品切れ状態が続いている。
6. 産業界と国民の経済活動に大きな打撃を与えた最近の尿素水不足ような事態に見舞われかねない
7. 塩化カルシウムはチェコ・日本・米国など他の国から輸入する量が全体の0.5%にすぎず、資源面で強い中国の脅威から脱しにくい
以上、7つの要点にまとめた。つまり、塩化カルシウムの市場価格は急騰しているのに、既に品切れ状態。99%中国依存なので、尿素水のように他からの輸入することは困難。政府は備蓄はたくさんあって、足りなければすぐ購入できるというが、実際、市場にないものをどうやって購入するのかは謎。
これは第2の尿素水不足のように危機的な状況をもたらすかは今のところ、判断はできないが注目はしておいたほうがいいだろう。
中国発の尿素水不足による混乱が国内の産業界を襲ったのに続き、今度は除雪用塩化カルシウムが「第2の尿素水危機」をもたらしかねないという懸念が広がっている。
塩化カルシウムは中国依存度が99%を超えている上、価格が急騰していることもあり市場でも入手することができないという事態が相次いでいるためだ。ことしは例年より厳しい冬が予想され、ソウルでは昨年より1か月早く初雪が降るなど、塩化カルシウムの需要が急増する可能性が高い中、需給が円滑でない場合、越冬期の相当な被害と混乱が予想される。
保守系の野党「国民の力」ユン・ヨンソク議員によると、韓国道路公社の2021年下半期~22年上半期の塩化カルシウムの備蓄量は2万217トンで、17年下半期~18年上半期の使用量(2万6678トン)より少ないが、18年下半期~今年上半期の使用量より多い水準だという。
道路公社側は、政府の備蓄が別途にあって、足りなければすぐ購入できるという立場だ。 しかし問題は、高騰する国際相場と中国に頼った供給網だ。塩化カルシウム価格は今年7月までは1トン当たり19万~20万ウォン(約1万8000~1万9000円)だったのが、最近35万~40万ウォン(約3万4000~3万9000円)に急騰した上、品切れ状態が続いているという。
状況によっては、産業界と国民の経済活動に大きな打撃を与えた最近の尿素水不足ような事態に見舞われかねない。特に塩化カルシウムはチェコ・日本・米国など他の国から輸入する量が全体の0.5%にすぎず、資源面で強い中国の脅威から脱しにくい。
塩化カルシウム不足による混乱への懸念は、中国が掌握している供給網リスクの前に、韓国の産業や国民生活全般がどれほど脆弱(ぜいじゃく)かを再び示す根拠となっている。今年1~9月時点で中国依存度が80%を超える輸入品目は1850品目に達した。
中国からの輸入がなければ鋳物・電線など根幹産業はもちろん、半導体・自動車・鉄鋼など主力産業も工場の正常稼動が難しいのが現実だ。輸入先の多角化が急がれるが、直ちに解決されることではなく、政治、外交で打開するにも限界がある。
政府は品目別の非常計画を立て、民間と協力するなど供給網リスクの縮小に努めなければならない。中国の陰険な脅しの前で経済が揺れることがあってはならない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38a9a227a9c37c511897bedb8668ad457efc0128
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もう、中国の「南朝鮮省」として生きていった方がいいと思うが。
強制収容所で「再教育」してもらいなさい、どうせいうこと聞かないんだから。
韓「南朝鮮省にしてください。」
中「だが、断る!!」
韓「ニホンガー・・・」
支那様だけが助けてくれたニダ
米国も日本も助けてくれなかったニダ
支那様に一生ついていくニダ!
と半年後に発言してるかも知れませんね。